Rist社員チーム、Kaggleコンペで見事金メダルを獲得！

Rist社員チームがKaggleコンペで金メダルを獲得

株式会社Ristが、世界的なデータ分析プラットフォームKaggleで開催された「LLM 20 Questions」コンペティションで金メダルを獲得したことを発表しました。このコンペは2024年5月から8月までの間に行われ、Kaggle Grandmasterである三舩哲史氏とRistの福島氏が所属するチームが栄冠を手にしました。

コンペティションの詳細

「LLM 20 Questions」は、参加者が「はい」か「いいえ」で応答する質問を通じて隠された単語を20問以内に当てるゲームを題材にしたタスクです。このコンペには963人の参加者と832チームがエントリーし、Ristのチームは見事6位にランクインしました。

三舩氏は、コンペ中に他の参加者のエージェントの使用方法に関する調査に多くの時間を割いたと述べています。このアプローチが、戦略の明確化につながったようです。その後、チームメンバー同士でLLMを活用し、データセットの作成やルールベースの進行を分担することで、円滑な作業が実現できたと語っています。

現場の声

福島氏も、自分たちが採用した戦略や準備が成功に結びついたと感じており、特に三舩氏の柔軟な思考と的確な仮説立てには驚かされたと話しています。運の要素が絡む中でも、チームとしての努力が結果をもたらしたと強調しました。

Kaggleとは何か

Kaggleは、1900万人以上の登録者を持つ世界最大級のデータ分析プラットフォームです。企業や団体が出題する課題に対し、Kaggle登録ユーザーが分析モデルの精度を競います。参加者は成績に応じてKaggle Grandmaster、Masterなどといったランクに分けられます。特に、Kaggle Grandmasterは世界でもわずか346人しかおらず、その称号はAIエンジニアやデータサイエンティストの優秀さを示す指標となっています。

Rist Kaggle Teamの強み

Ristは2020年からKaggleでの優秀な成績を持つ人材の採用を始め、世界最高クラスのデータサイエンティストからなる「Rist Kaggle Team」を結成しました。このチームには、現在9名のKaggle Grandmasterと3名のKaggle Masterが在籍しており、高レベルなデータ分析やAI技術を用いた解決策の提供に努めています。