高校生のキャリア支援
2025-02-06 16:21:37

高校生のキャリアを見つめ直す「青田創り」プログラムが関東で開催

2025年1月26日、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、関東地方の高校6校と共に高校生を対象とした「青田創り」プログラムを開催しました。これは、キャリア観を育むための取り組みであり、今回で3回目の実施となります。当日は、社会人経験豊かな講演者たちが自身のキャリアをシェアし、高校生に「働くことの意味」を考える機会を提供しました。

背景と目的


近年の調査によると、日本の高校生の約80%が未来に不安を感じていることが明らかになっています。その大きな要因として、SNS等で流れる「仕事がしんどい」といった声の影響や、具体的な「働く」ことについて考える機会の不足が挙げられます。この状況を改善するため、エッジソン・マネジメント協会は、さまざまなバックグラウンドを持つ社会人との対話を通じて、高校生に「働く」ことの実感や喜びを伝えようとしています。

プログラムの内容


今回のプログラムでは、参加した高校生たちに、自身のキャリアの紹介を行う第一部と、社会人と学生の交流会を設けた第二部とが用意されました。多様な業種の社会人7名が登壇し、各々のキャリア観を共有。日立製作所の社員や千葉県印西市の市長など、興味深いキャリアを持つ登壇者が参加したことが、学生たちに新たな視点を提供しました。

「キャリア観を育む」というこの取り組みは、単なる一方的な知識の伝達ではなく、社会人と学生が同じ目線で対話を行うスタイルを採用しています。この対話が、学生たちに新たなインスピレーションや将来への期待感を与えているのです。

学生の反応


参加した学生からは、いくつかのポジティブな声が寄せられました。一人の学生は「今までは将来についてあまり良いイメージが無かったが、今回のプログラムで様々な考え方を聞くことができ、ポジティブに未来を考えたいと思った」と語っています。また別の高校生は「好きなことと仕事は違うと考えていたが、それが人に何かを届けることとして捉えることができ、もっと自分の『好き』を追求したい」と述べました。

教育現場の声


今回のイベントに参加した教員からも意見が寄せられました。「高校教育が学生の選択肢を狭めることが多い中、社会人と接する貴重な機会が提供され、大変良い経験となった」と評価されています。また、外部のリアルな情報を取り入れることで、学生の視野を広げる重要性が強調されました。

今後の方向性


教育現場において、学生が具体的な職業観を持たずに進路を選択するのは依然として課題です。エッジソン・マネジメント協会では、この「青田創り」プログラムを通じて、企業や大学などと連携し、より多くの学生に「働く」ことの理解を促進し、高校生から大学生へのスムーズなキャリア選択ができるよう支援していく方針です。このような機会を通じて、若者の将来をより豊かなものにすることを目指しています。

結論


このような取り組みが、次世代のリーダーや社会の一員として活躍できる人材を育成する基盤となります。エッジソン・マネジメント協会の活動により、高校生たちは将来に対する不安を軽減し、有意義なキャリア選択ができる力を養っています。これからも、このプロジェクトが広がることを期待したいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社リンクアンドモチベーション
住所
東京都中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー 15階
電話番号
03-6853-8111

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