QOが講義実施
2025-10-23 13:16:09

京都橘高校でリサーチ思考を育むQOの出張講義が実施されました

QO株式会社が実施した京都橘高等学校での特別講義



QO株式会社は、東京都中央区に本社を持つリサーチとプランニングの専門企業です。この度、同社は京都橘高等学校において、次世代へのリサーチ技術の継承を目的とした特別講義を開催しました。講義のテーマは「仮説の重要性を学ぶリサーチ」で、2025年9月に高校2年生335名を対象に行われました。

探究学習におけるニーズと講義の狙い



2018年の教育指導要領改訂以降、高等学校では探究学習が必修となり、京都橘高等学校でも全学年でその取り組みが進められています。特に高校2年生では、自分自身の視点を持ち、問いを設定することの重要性を学ぶことが求められています。これを受けて、QO株式会社は座学と演習を組み合わせた講義を企画しました。この講義は、他者との意見交換を通じてリサーチの基本を習得することを目指しています。

リサーチのプロセスを体感する



講義は、QOでリサーチ業務を担当する土肥によって進められました。初めに、「課題発見」「仮説立案」「調査設計」「分析・解釈」というリサーチのプロセスが説明されました。具体的な題材として「商店街のシャッター街化」が選ばれ、原因となる仮説(例:「ネット通販の普及」「大型ショッピングセンターの台頭」など)が立てられ、それに基づくアンケート項目の設計も行われました。

この期間中、学生たちは仮説を立てる過程や調査設計がどのように機能するのかを体感し、リサーチに対する理解を深めることができました。

学生の反響と成果



講義を受けた学生たちからは、「仮説を立てることの重要性を実感した」との声が多く聞かれました。この講義を通じて、探究学習における仮説思考の意義が再確認され、学生たちは今後の探究活動において学んだリサーチ方法を活かしたいという意欲を示しました。

また、具体的なテーマを扱ったことで、実際にアンケート項目を考えることで得られた学びや、リサーチに対する当事者意識を持つことができたといった感想も多く寄せられました。さらに「アンケートの取り方を工夫することが重要だ」といった意見もあり、リサーチプロセスへの理解が深まった様子が伺えました。

教員の評価と今後の展望



教員からも、講義が生徒たちにリサーチにおける「仮説」や「目的」の重要性を伝える内容であり、指導に活かせる機会を提供したとの評価を受けました。生徒たちが講義に集中し、自らの意見を発表する姿も見受けられたことから、今後はさらに演習や双方向の工夫を加えることで、学びがさらに深まる可能性が高まったと感じられています。

QO株式会社では、今後も探究学習支援を通じて、リサーチやデータサイエンスに関する専門性を活かした講義を展開していく予定です。学校の抱える悩みやニーズに応じた内容を提供し、探究学習の促進に寄与することを目指しています。

会社情報



QO株式会社は、1965年に設立され、現在もリサーチソリューション事業やマーケティングプランニング事業を展開しています。公式ウェブサイトには、さらなる詳細が掲載されていますので、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
QO株式会社
住所
東京都中央区京橋2-7-19京橋イーストビル
電話番号
03-5579-5911

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