月経の知識を広めよう
2026-02-02 17:27:25

ジェンダー平等を目指す「月経の知識」を広める新たな取り組み

ジェンダー平等と月経の理解を促進するための取り組み



最近、ジェンダー平等に関する意識が高まりつつあり、さまざまな分野でその実現に向けた取り組みが行われています。しかし、特に月経については、依然として多くの人が「隠すべきもの」として捉えているのが現状です。特に日本を含む多くの国では、月経(生理)は依然としてタブー視されがちです。このため、月経に関する情報が共有されず、悩みを抱える人々が一人で抱え込むことが多くなっています。

月経は自然な生理現象であり、女性だけでなく、全ての人が理解し、支え合うべきものです。ですが、思春期で初めて月経を経験する女性は、初経からほぼ毎月のように月経に直面します。月経痛を経験する人は多く、勉強や仕事に影響を与えることも少なくありません。生理用品が手元になく、交換するタイミングを逃してしまうこともあるため、多くの人々が不安を抱えながら日常生活を送っています。

これを受けて、大阪大学の「UNESCOチェアMeWプロジェクト」では、月経に関する啓発活動とサポートを進めています。同プロジェクトでは、月経について「知る」と「支える」ことができる社会を作り上げることを目的としています。具体的には、月経用品を無償で提供するためのトイレスペースの設計、いわゆる「MeWディスペンサー」を設置しています。

MeWディスペンサーの役割



MeWディスペンサーは、ダンボール製で組み立てが容易な生理用品の自動提供装置です。この装置は、大阪大学のキャンパス内に設置され、学生や教職員が気軽に利用できるようになっています。日々の生活の中で、「生理用品が常備されている」という環境があれば、多くの月経を持つ人々のウエルビーイングが向上するでしょう。

また、MeWディスペンサーは他の大学や学校、さらには自治体や企業、さらには避難所でも導入されています。特に災害時、避難所での生活を強いられることがありますが、そこで生理用品が手に難しい事例も多く報告されています。これらの現状を改善するために、MeWディスペンサーが重要な役割を果たしています。

情報の共有と共感の重要性



月経についてのオープンな会話を促進し、理解を深めることが不可欠です。月経に関する教育や情報が広まることで、周囲の人々が理解し合い、支え合う文化が醸成されるでしょう。「月経」に関する知識の普及は、ジェンダー平等を実現する大切な一歩です。これにより、全ての人が自分らしく生き続けるための社会の形成が期待されます。

いのち会議では、このようなプロジェクトや取り組みを大切にし、さらに多くの人に月経について「知る」ことの重要性を広めていくつもりです。興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。また、月経に関連する課題を「支える」活動にも積極的に参加していただけると嬉しいです。

この取り組みが全国、そして国際的な場へと拡大し、もっと多くの人々が月経とその理解を深め、支え合うことを可能にすることを願っています。

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【本記事に関する問い合わせ先】
いのち会議事務局、大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ(SSI)特任助教 宮崎 貴芳、教授伊藤 武志
TEL: 06-6105-6183
E-mail: [email protected]
取材の申し込みもお気軽にご連絡ください。


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