2025年11月5日(水)、オンラインにて実施された「AI×SNSで売上を最大化する中小企業ブランディング戦略セミナー」では、現代の中小企業が直面する課題を解決するための具体的手法が紹介されました。セミナーには27名が申し込み、実際には16名が参加し、非常に高い費用対効果を実現しました。
セミナーでは、特に人手不足と広告コストの高騰、そしてSNS運用の属人化といった3つの問題に焦点が当てられました。現在、多くの中小企業が「現場任せ」でSNS運用を行い、ただ更新するだけの状態になっていることが多いと指摘されました。このような状況では、実際の売上への結びつきが弱く、時間と労力が無駄に消費されるのが実情です。
そこで本セミナーでは、AIを活用することでSNSを経営戦略に結びつける方法が提案されました。単に作業効率を向上させるだけでなく、AIを利用したデータ解析や戦略設計の重要性が語られ、具体的には「売上を伸ばすSNS」に進化させるための手法が解説されました。
具体的な内容としては、AIによって効率的なSNS運用を実現するためのさまざまな技術や手法が明示されました。たとえば、投稿企画や分析、改善を自動化することで運用の属人化を解消する方法、売上最大化のためのKPI設計の見直し、フォロワー数ではなくLTV(顧客生涯価値)やCVR(コンバージョン率)を重視するアプローチが紹介されました。
また、中小企業特有のリソースの制限を考慮した「勝ち筋」を発見するための思考法や成功事例も共有されました。参加者からは、「更新中心の運用から売上につながるヒントを得られた」という感想が聞かれました。また、「AIを単なる作業効率化ツールにせず、戦略設計に活かす視点が特に参考になった」との意見も多く寄せられました。
登壇者は、株式会社BOTANICOでSNS監修を行うゴジキ氏で、彼のキャリアはSNS発信を主軸に数多くの著書を出版し、現在は約4万人のフォロワーを持つなど、幅広い実績に裏打ちされています。
このセミナー後もゴジキ氏は、12月3日に「2026年AI×SNSマーケティング予想最前線セミナー」、さらに2026年1月14日には「共感資産で売上を伸ばすXマーケティングセミナー」を開催予定であり、AIやSNSの進化が今後どうビジネスに影響を与えるかを考える良い機会です。今後もこのような実践型セミナーは中小企業の課題解決に向けて、大いに期待されるところです。
結論として、本セミナーはAIとSNSを組み合わせたマーケティング設計の実践的なアプローチを通じて、SNSに振り回されるのではなく、SNSをビジネスの武器にするための具体策を示しました。今後もBOTANICOは中小企業向けに専門的な課題解決セミナーを定期的に開催し続けます。