大和アセット、東北大学の未来を支える
大和アセットマネジメント株式会社が、経済大国日本を再生する取り組みの一環として、東北大学に対する寄付を行う新たなスキームを設立しました。この寄付は、同社が運用する「新経済大国日本」ファンドの25周年を祝う形で実施されます。
寄付スキームの概要
この寄付スキームは、2025年から2029年の5年間にわたり毎年1回、東北大学のナノテラス関連基金に寄付が行われる計画です。寄付額は、毎年2月末の純資産総額の0.1%を基準に算出され、最低でも100万円の寄付が保証されます。このように大学研究機関に寄付を行うことで、経済成長に貢献する技術力の源泉を支える狙いがあります。
ナノテラスへの期待
ナノテラスは、東北大学が開設した3GeV高輝度放射光施設で、ナノレベルの物質解析を可能とする最先端の研究施設です。この施設により、電子デバイスや先端材料、エネルギー関連など多岐にわたる分野での応用が期待されています。そして、このナノテラスを舞台に「未来を照らす“ひかり”基金」が設立され、若手研究者の研究活動を支援し、世界的に通用する研究者を育成することが目指されています。
経済成長に向けた企業への投資
大和アセットマネジメントの「新経済大国日本」ファンドは、日本の株式に投資し、信託財産の成長を目指します。特に、グローバルな競争社会を勝ち抜く企業への投資に重点を置いており、このファンドの運用にあたっては、技術力を重視した銘柄選定が行われます。また2025年5月にはファンドの特徴をより明確化するため、資金運用方針や信託財産留保額の撤廃が検討されており、新名称「テック・スラッガー」が採用される予定です。
今後の展望
この寄付が、日本の経済成長に向けた技術力の強化に寄与することが期待されています。ナノテラスの研究が、大学と企業の連携を促進し、新たなイノベーションを生むことに繋がるでしょう。
大和アセットマネジメントは、技術立国をさらに推進するために、引き続き様々な取り組みを行っていく意向を示しています。今後の動向に注目です。詳しくは、同社の公式サイトもご覧ください。