初開催の「東三河FOOD DAYS」が食と農の未来を照らす
2024年7月28日と29日の2日間、中部ガス不動産株式会社が主催する「東三河FOOD DAYS」が愛知県の豊橋市を中心に展開され、地域の食と農業の未来を考える素晴らしい機会となりました。このイベントには、日本各地から多くの食と農のキーパーソンが集まり、16の多彩なコンテンツが用意され、参加者同士でつながりを深める場が提供されました。イベントの開催背景から、具体的なコンテンツの内容まで詳しくご紹介します。
開催背景
「東三河FOOD DAYS」は、中部ガス不動産が進める「東三河フードバレー構想」の一環として企画されました。この構想は、農業と食を中心に新たな地域の魅力を発見することを目的としています。特に、次世代のフードクリエイターを発掘し育成していくことに主眼が置かれています。
東三河地域は、豊川用水の恵まれた水源と豊かな日照時間に支えられ、全国有数の農業生産地として知られています。このフードクリエイターの聖地を実現するために、多様なプレイヤーやコンテンツを集約し、食と農の魅力を広めていく取り組みが行われました。
イベントの概要
「東三河FOOD DAYS」は、初日のDAY1と2日目のDAY2に分けて開催されました。DAY1では家族連れも楽しめる多様なプログラムが展開され、DAY2ではビジネス向けのイベントが中心に行われました。
DAY1 コンテンツ
1.
CLUB RED×emCAMPUS FOOD: 地元の能登のシェフによる子ども向け料理を提供し、食の楽しさや食材の魅力を共有しました。
2.
染め花&アレンジ教室: 地元3市の花を使用したワークショップで、親子で花の魅力を体感しました。
3.
ひんやりFOODふぇす: 暑い夏にぴったりの冷たいスイーツや飲み物が集まり、涼を提供しました。
4.
ハッカソン: 食と農の新たな価値を創造するためのアイデア出しが行われ、参加者たちが熱心に議論しました。
5.
商品アイデアソン: 東三河の特産物を使った新商品のアイデアを考える楽しいセッションが行われました。
DAY2 コンテンツ
1.
豊橋駅前再開発20周年記念シンポジウム: 再開発の歴史や未来を語り合う貴重な経験がもたらされました。
2.
トークセッション群: 省人化・省力化、ふるさと納税の活用、食と農の未来に関する議論が行われ、多くの知見がシェアされました。
3.
飲食店・菓子店等×農家のマッチング会: 地元の生産者との新たな取引の機会を生み出しました。
4.
東三河フードクリエイターアワード: 今後の食文化の発展を担う次世代のフードクリエイターが紹介され、認定されました。
来場者の声
参加者からは、各コンテンツを通じて新しい出会いや知識を得られたとの声が多く寄せられました。交流の場が設けられ、一つの企業や団体の枠を越えたつながりが無限に広がっていくことが期待されています。
まとめ
「東三河FOOD DAYS」は、初開催ながら大きな成功を収めました。約1,000名という参加者が集まり、地域の食と農の魅力を再発見し、探求する場となりました。このフードバレー構想は今後も進行していき、さらなる発展が見込まれています。食・農を通じて地域が活性化し、持続可能な未来へとつながることが期待されています。