近藤監督のレリーフ
2025-02-19 16:34:50

台湾・嘉義農林の近藤兵太郎監督が甲子園にレリーフ展示

嘉義農林の近藤兵太郎監督、甲子園にレリーフ展示



台湾・嘉義農林学校の監督である近藤兵太郎氏が、2024年に台湾棒球名人堂に殿堂入りすることを記念して、甲子園歴史館で特別展示が行われることが決まりました。この展示は2025年2月20日から開始され、近藤監督のレリーフのレプリカが披露される他、台湾にゆかりのある様々な展示品が並ぶ予定です。

近藤監督は1931年、嘉義農林学校を率いて甲子園に出場し、そこから台湾野球の基礎を築いた立役者とも言われています。彼が震わせたバットの音は、台湾の若者たちに夢を与え、今もなお広がり続けています。

展覧会では、近藤監督の信念「球は魂なり」が書かれたミニチュアボールや、当時のエース呉明捷投手の銅像、さらには人気映画『KANO 1931 海の向こうの甲子園』で使用されたユニフォームなど、多彩な展示が揃う予定です。また、台湾産ヒノキで作られたバットのモニュメントも展示され、嘉義市長からの贈呈品とともに台灣野球の誇りを感じることができます。

この展示は、台湾棒球名人堂・甲子園歴史館の協力のもとで実施され、常設展示として観覧できることが期待されています。訪れる人々は、台湾野球の残した豊かな歴史を垣間見ることができ、さらにサプライズとして新たに追加される展示品も楽しむことができます。

甲子園歴史館は、近藤監督が長年にわたり培った台湾と日本の野球の交流を知る貴重な場所です。近年では、映画『KANO』のヒットをきっかけに、台湾から多くの訪問者が集まり、2024年度には約15,000人の来場者が見込まれています。これは、野球が国を越えた友情と絆を生む力の象徴とも言えます。

甲子園歴史館は、水曜日から月曜日の間、10時から17時に営業しており、甲子園を愛する人々にとって大変魅力的なスポットです。入館料は900円(大人)で、特別展示も含まれています。月曜が休館日ですが、試合開催日や祝日には特別営業を行っていますので、実際に足を運んでみることをおすすめします。

近藤兵太郎監督の功績を称え、彼の野球に賭ける想いをぜひ体験してみてください。展示は彼の偉大な歴史を次世代へと引き継いでいく貴重な機会となることでしょう。この展示を通じて、台湾と日本、そして野球ファン同士のさらなる絆が深まることを期待しています。

営業のご案内


  • - 営業時間:10:00~17:00(3月~10月は10:00~18:00)
  • - 入館料金:大人900円、高校生700円、子供500円(税込)
  • - 場所:甲子園プラス内 甲子園歴史館
  • - 問い合わせ:0798-49-4509(営業時間内に限る)

甲子園歴史館公式サイトへも訪問して、最新情報をチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
阪神電気鉄道株式会社
住所
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
電話番号

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