『curiosity XR LAB』開催レポート
2025年4月9日から4月13日までの5日間、新宿のNEUUで行われたXR体験イベント『curiosity XR LAB』が盛況の内に終了しました。このイベントは、curiosity株式会社が開発したさまざまなXRコンテンツを体験できる展示会で、家族連れやXR業界の関係者を含む多くの訪問者が来場しました。
多彩なコンテンツによる好奇心の拡張
『curiosity XR LAB』の会場には、自社開発のXRアトラクション、ARコンテンツ、インタラクティブ作品など、約十数種類のコンテンツが並びました。入場は無料で、参加者はリアルとデジタルの交差点で繰り広げられる未体験の楽しさを味わうことができました。多くの来場者は、イベントを通じて「まるで未来のテーマパークのようだ」と感動を語る姿が見られ、幅広い年代にわたる興味をひきつけていました。
初日のオープニングでは、スペシャルトークショーも開かれ、ARクリエイティブユニット「AR三兄弟」の川田十夢氏とcuriosityの代表・堀川隆弘が、XRエンターテインメントの現状と未来について語り合いました。来場者は熱心に話に耳を傾け、新たな知識を得る機会となりました。
アトラクションゾーンで体験するXR
会場の中心にはアトラクションゾーンが設けられ、全身を使ってXR体験ができるさまざまなアトラクションが展示されました。ファンタジーの世界を探検するMRアドベンチャーや、スイーツをキャッチするアクションゲームなど、身体を動かしながら楽しむコンテンツが揃っていました。特に、「ロイと魔法の森」「Sweets Rush!」「CIRCUS TOYLAND」などが人気を集め、多くの親子連れが競い合う姿が見られました。
また、3Dスキャンブースでは、自分自身の3Dアバターを作成してバーチャルダンスフロアで楽しむ『POP TOY PARTY』も人気で、アバターが出演する光景に歓声が上がっていました。来場者はそのままアプリ「AVATAVI」にアバターを持ち帰って楽しむ姿が印象的でした。
最新技術を駆使したプロトタイプ展示
Prototype LABコーナーでは、「Bookscape」や「Immersive Drum Performance」など、開発中のプロトタイプ作品が注目を集めました。特に、Immersive Drum Performanceは、VR映像と音響技術を駆使した没入型のドラム演奏体験で、「まるで目の前でライブを見ているかのようだった」という感想が多く聞かれました。
さらに、MRアプリ「Echo the Reality」や音を目に見える形に変える「Sound Pop Room」など、来場者はまさに未来の技術に触れる機会を得ていました。AR実験「ピンチでズーム」も追加展示され、実際の風景を拡大する新しい体験が提供されました。
AR三兄弟の参画と遊び心溢れる作品
ARクリエイティブユニット「AR三兄弟」によるコーナーでもユニークなARコンテンツが展示されました。懐かしい「クイッククエンチ」のイメージを拡張した作品や、10円玉の上で力士が取り組む小相撲など、遊び心満載の内容に来場者からは笑いが起こりました。
今後の展開と期待
『curiosity XR LAB』を通じて得られた反響とフィードバックを活かし、curiosity株式会社は新たなXRコンテンツの開発を進めています。同社は「好奇心が未来をつくる」をテーマに、技術とクリエイティビティを融合させ、日常に驚きとワクワクを提供し続けることを目指しています。最新情報は公式サイトやSNSで随時発信されるとのことです。
展示会概要
- - 展示会名:curiosity XR LAB
- - 会期:2025年4月9日(水)〜4月13日(日)
- - 会場:NEUU(ニュー)
- - 主催:curiosity株式会社
- - サイト:curiosity公式サイト
curiosity株式会社について
“Immersive Entertainment”をテーマに、XR技術を活用した新しいリアル体験を創造するクリエイティブスタジオです。
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