今回の特集
10月3日に発売される「季刊・アナログ」最新85号では、アナログオーディオの奥深い魅力を再び掘り下げます。この号の特集テーマは「レコード再生の制振」。アナログ再生における「振動ノイズ」の影響を徹底的に検証し、リスナーが知っておくべき制振の様々な手法を紹介します。
振動ノイズとは、レコードやターンテーブルの動作時に生じる物理的な振動が、音質にどのように影響するかという問題です。特にアナログオーディオ愛好者にとって、振動対策は音の純度を保つための重要な要素といえるでしょう。本特集では、制振に関する理論から、実際のプレーヤーのセッティング、そして市場で入手可能な制振グッズの効果を多角的に検討しています。
特別取材
表紙を飾るのは、クラウディオの豪華アナログ・ターンテーブル「MAGNEZAR」。このターンテーブルは、特殊液体を用いることでプラッターを浮かせ、完璧な水平を保ちながら回転させます。評論家の角田郁雄氏がこの驚異的な装置の特長を詳しく説明しています。
さらに、音楽プロデューサーである保本真吾さんへのインタビューも見逃せません。彼の自室にお邪魔し、アナログオーディオへの深い愛情や、音楽にかける情熱を伺いました。彼はこの特集において「モノラルカートリッジ」についても言及し、独自の録音スタイルや好きなレコードを紹介しています。
音の五つ星物語
特集セクションでは、「音の五つ星物語」と題し、長く愛用できるオーディオ機器の魅力を語っていきます。各モデルには独特のストーリーがあり、読者がとっておきの仲間として選ぶ手助けとなるでしょう。特に、SAECのXC-11やortofonのSPU GTXシリーズなど、選りすぐりの機材が登場します。
連載コーナー
好評の連載「セッティング・バイブル」では、針圧の調整に必要な知識やテクニックを紹介します。針圧が音質に与える影響については、ここでしっかり学び、実践に役立てることができます。
すべてのアナログ音楽ファンのために届けられるこの最新号。「季刊・アナログ」85号は、全国の書店やオンラインショップで手に入れることができます。気になる方は、ぜひ手に取ってお楽しみください。
雑誌情報
- - 誌名: 季刊・アナログ 85号 2024 AUTUMN
- - 発売日: 2024年10月3日
- - 価格: 1,680円
- - 発行元: 株式会社音元出版