進路選択の成功はオープンキャンパスから!「言語化」が鍵を握る
2024年の夏も、多くの高校生がオープンキャンパスに参加する季節がやってきます。近年、大学入試の早期化が進み、オープンキャンパスは単なる情報収集の場ではなく、志望校への意欲を高める重要な機会となっています。
リクルート進学総研の調査によると、2022年当時の高校生が実際に進学した大学のオープンキャンパス参加率は71%と、コロナ禍前より増加しています。これは、大学入試における「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」といった年内入試の増加が影響していると考えられます。
オープンキャンパスは「比較検討」から「志望校への意欲を高める」場に
従来、オープンキャンパスは複数の大学を比較検討する場として捉えられていました。しかし、近年はパンフレットやウェブサイトなど、事前に多くの情報を入手できるため、オープンキャンパスでは、より深く志望校への理解を深め、意欲を高める場としての役割が強まっています。
進路選択を成功させるためのオープンキャンパス活用術
オープンキャンパスに参加する際には、ただ情報収集するだけでなく、積極的に「言語化」することを意識することが重要です。
1. 自分の正直な感想を言葉にする
オープンキャンパスで得たポジティブな感想はもちろん、ネガティブな感想も言葉にしてみましょう。言葉にすることで、自分自身の志望度や理由を明確化し、進学後のミスマッチを防ぐことができます。
2. 学生スタッフとの交流からリアルな情報を収集する
オープンキャンパスでは、学生スタッフとの交流を通して、リアルな学生生活について学ぶことができます。先輩たちの経験談や生の声を聞くことで、大学生活をより具体的にイメージすることができます。
3. 保護者も積極的に参加を
保護者の皆様にとっても、オープンキャンパスは、お子様の進路について理解を深める良い機会となります。参加を歓迎する学校も多いので、積極的に参加してみましょう。
オープンキャンパスは「未来と向き合う」時間
オープンキャンパスは、単なるイベントではなく、「自分の未来と向き合う時間」として捉えることが大切です。体験を通して得た感想を言語化することで、進路選択をより確実なものにすることができます。
まとめ
オープンキャンパスは、進路選択における重要な要素となっています。積極的に参加し、積極的に「言語化」することで、自分自身の将来をより明確に見据えることができます。