積水化学が「Nextなでしこ」制度で初選定
積水化学工業株式会社が、経済産業省が新たに設立した「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に初めて選定されました。この制度は、企業が男女問わず共働きと共育てを支援する取り組みの優秀さを評価するものです。
男性社員の育児休業取得率
積水化学の育児支援における顕著な実績は何といっても、男性社員の育児休業取得率が90.1%、復職率は100%という高水準にあります。この数字は、男性が育児に参加することへの積水化学の強い取り組みを示しており、その結果、家族との時間を大切にしながら、仕事と育児を両立できる環境が整えられています。
両立支援制度の充実
同社の両立支援制度も充実しています。具体的には、フレックスタイム制度や中学校入学までの短時間勤務制度が設けられています。これにより、各家庭の事情に応じた柔軟な働き方が可能になります。また、配偶者転勤帯同休職や不妊治療休職なども設けられ、キャリア中断を最小限に抑える努力もなされています。さらに、年間18万円相当の育児補助が用意されており、経済的な支援も図られています。
意識改革への取り組み
積水化学では、ただ制度を整えるだけでなく、職場の風土や意識の醸成にも取り組んでいます。例えば、管理職が部下の育児と仕事の両立を支援する「イクボス宣言」を推進し、管理職研修を通じてその理解を深めています。また、育児休業を取得した男性社員とその上司による座談会が開催され、多様な立場への理解を深めるための交流の場が設けられています。
今後の展望
積水化学グループは、こうした取り組みを単年度で終わらせず、今後も持続可能な形で育児休業取得が進む環境の整備を続けていく考えです。さらに、育児サポートにとどまらず、介護や治療など多様なライフイベントに対応できる企業文化の実現を目指し、施策の拡充と環境づくりに力を入れる方針です。
このように積水化学の取り組みは、今後も多くの家庭が共働き・共育てを実現できる環境作りに貢献していくことでしょう。これからの同社の更なる進展から目が離せません。