エシカルなファッション
2020-12-25 12:23:13

ポストコロナ時代におけるエシカルファッションと地球環境保護

ポストコロナ時代の新しいファッションとその可能性



新型コロナウイルスの影響で私たちの生活様式は一変しました。その結果、衣服に求められる機能性や価値も日々変化しています。この新たな時代に対応するため、阪上織布株式会社は「衣」をテーマにした画期的なプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、医療従事者を守るための流行にとらわれない新しいファッションスタイルを提案することを目指しています。

クラウドファンディングによる医療用防護服開発



プロジェクトの第一弾として、ユニセックスのワンピースを取り込んだ商品がクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で実施され、参加者の意見を通じて製品の改良が行われます。この商品は、特に医療用防護服に焦点を当て、そのデザインや機能の向上を図るものです。最終的には再利用可能な織布を用いた防護服の開発を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献することを重要なテーマに据えています。

エシカルな選択肢としての新アイテム



「280-EUKA's」と名付けられたこの素材は、100%日本製の高品質なコットンを使用しており、細菌やウイルスの侵入を防ぐ緻密な構造に加え、通気性にも優れています。この素材は、私たちの衣服の本来の役割である「守る」ことと、「楽しむ」ことの両面を兼ね備えています。いわゆるスローファッションの概念を取り入れ、心から欲しいと思える商品を長く愛用することの大切さを訴えます。

新常態に合わせた未来のファッション



コロナ後の社会では、私たちが日常的に使用するファッションが、飛沫や花粉などの外部から身を守る役割も果たさなければなりません。医学的な用途だけでなく、一般の人々にもこのような機能性が求められています。このプロジェクトは、私たちの暮らしと密接に関係する「衣」に着目し、新しいファッションのスタンダードを築くことを目指しています。

プロジェクトの背景と課題



このプロジェクトの発端は、大阪府からの要請に遡ります。医療従事者を守るための防護服が求められましたが、現在主流の使い捨て素材ではなく、再利用できる素材の開発を目指し「280-EUKA's」が生まれました。過去に多くの苦難を乗り越えてきた阪上織布株式会社ですが、繊維技術を生かして新たなソリューションを提供することが求められています。

繊維業界の未来へのビジョン



新型コロナウイルスによる影響や様々な災害が我々に示したのは、危機管理の重要性です。阪上織布株式会社は、これまで剛健に築いてきた技術を駆使し、衣服の課題を解決する未来を描いています。また、持続可能な社会を実現するためには、私たち一人ひとりの選択が不可欠です。

まとめ



「守る」ことと「楽しむ」ことを両立させた新たな発想のファッションが求められる中、「280-EUKA’s」がその先駆となることを期待しています。これからもエシカルでサステナブルな選択肢を身近に感じられる環境を整え、医療と暮らしの両方を支えるファッションを追求し続けます。

会社情報

会社名
阪上織布株式会社
住所
大阪府泉南郡熊取町大宮3丁目1525-1
電話番号
072-452-1161

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