超待望の新刊が登場!「しゃばけ」シリーズの最新作
日本のファンタジー小説の代名詞とも言える「しゃばけ」シリーズの最新作が、2023年6月25日に新潮文庫から発売されました。タイトルは『いつまで』。この作品はシリーズ第22弾にあたるもので、驚くべきことに発表から17年ぶりの長編作品です。全体で累計1000万部を超えるほどの人気を誇るこのシリーズ、ファンたちの期待も高まるばかりです。
時を超えた物語
この『いつまで』では、主人公の若だんなこと長崎屋の一太郎が、姿を消した妖たちを救うための冒険に出ます。その舞台はなんと「5年後の江戸」。一太郎がどのようにして仲間たちを救い出し、長崎屋を再建していくのか、ハラハラドキドキの展開が読者を待ち受けています。
アニメ放送決定で更なる盛り上がり
また、この「しゃばけ」シリーズはすでにアニメ化が発表されており、2023年10月からフジテレビ系のノイタミナで放送予定です。ファンの期待感が高まる中、新たにキャストも発表され、若だんな役を演じるのは山下大輝さん、仁吉役には沖野晃司さん、佐助役には八代拓さんが選ばれました。彼らはすでにアニメ界で人気の実力派声優たちであり、その演技に期待するファンも多いことでしょう。
特別な特典や解説
中でも注目すべきは、本作『いつまで』の帯に使用されるアニメ『しゃばけ』のメインビジュアルです。そして、文庫の解説はアニメシリーズの構成を担当する待田堂子さんが執筆しており、彼女の独自の視点でシリーズの魅力を深掘りした内容となっています。待田さんは『アルスラーン戦記』や『昭和元禄落語心中』など多くの作品に携わってきた実力派の脚本家です。
限定グッズも魅力的
アニメ化を記念して、特製のポケットサーモボトルが提供されることも発表されました。このボトルには人気キャラクター・鳴家のイラストが印刷されており、130㎖とコンパクトなサイズなので、ちょっとした水分補給に使える便利アイテムです。抽選で読者100名にこの特製ボトルがプレゼントされるので、ぜひ応募してみたいところです。
特別限定アニメカバー
さらに、今年の夏に書店で開催される「新潮文庫の100冊」フェアでは、特別限定のアニメカバーも用意されています。第一作『しゃばけ』もフィーチャーされ、この機会にファンは新旧の作品を手に入れる良いチャンスです。魅力的なアートワークを用いたこのカバーが、全国の書店で登場しますので、見逃せません。
著者について
著者の畠中恵さんは、高知県で生まれ名古屋で育ちました。漫画家アシスタントや書店員を経て作家としての道を歩み始め、2001年に「しゃばけ」の第一作を発表し注目されます。以来、様々なシリーズを発表し、多くの賞を受賞してきました。
文学、ファンタジー、心温まる物語が織り交ぜられた「しゃばけ」シリーズ新作の発売と同時にアニメ化が進むことで、さらなる盛り上がりを見せること間違いなしです。新しい物語とキャラクターたちがどのように私たちを楽しませてくれるのか、心から期待しています。