SBテクノロジーが新たなセキュリティプラットフォームXM Cyberを開始

SBテクノロジーが提供する新しいセキュリティ管理プラットフォーム

SBテクノロジー株式会社（以下、SBT）が、XM Cyber Ltd.が開発したクラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム「XM Cyber」の販売を、2025年2月27日から開始することを発表しました。このプラットフォームは、CTEM（継続的脅威露出管理）のフレームワークに基づいて設計されており、組織が直面するセキュリティリスクを攻撃者の目線から分析、優先順位をつけて解決するための支援を行います。

XM Cyberの特長とは？

近年、企業は多様な働き方やデジタル化の進展により、IT資産が著しく増加しています。これに伴い、サイバー攻撃のリスクも多様化し、セキュリティ管理がより複雑になってきました。従来のセキュリティ対策は、個々の課題に対して各種製品を導入するアプローチが一般的でしたが、それでは迅速かつ網羅的にリスクに対処することが難しくなっています。

XM Cyberは、こうした課題を解決するために開発されたプラットフォームです。システムの設定、脆弱性情報、漏洩した認証情報など、攻撃者に悪用されるリスクを包括的に検出し、具体的な修正手順を提案します。また、仮想シミュレーションを用い実環境に影響を与えることなく、常に最新の状況をチェックできるため、運用工数を大幅に削減できることが期待されています。

現代のセキュリティニーズに応じたソリューション

XM Cyberは、個々の脅威を特定するだけではなく、それらを網羅的に関連付けて分析することが可能です。その結果、組織のセキュリティ対策を全体として強化することができます。特に、高度なセキュリティ人材が不足している企業において、XM Cyberは包括的なセキュリティ対策を提供することで、効果的なリスク管理を実現します。

導入支援と今後の展望

SBTでは、XM Cyberの初期導入支援や運用支援を行う計画もあり、顧客のITシステム環境のセキュリティ向上に貢献することを目指しています。SBテクノロジー株式会社の代表取締役社長である阿多親市氏は、「XM Cyberの販売開始により、我々の顧客やパートナーに対してCTEMの本質的な価値を提供できることを誇りに思います」とコメントしています。

XM Cyber Ltd.について

XM Cyberは、ハイブリッドクラウドのエクスポージャー管理においてリーディングカンパニーで、企業のサイバーリスク管理に革新をもたらしています。攻撃者がどのようにして脆弱性や設定ミスを利用するのかを可視化し、企業に最適な防御策を提供します。

このように、IT環境のセキュリティ対策を強化するために、XM Cyberは心強いパートナーとなることでしょう。最新のセキュリティソリューションを利用して、企業のIT資産を守り、持続可能な成長を実現することが期待されます。

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