三生医薬が健康食品OEMに新たなサービスを展開
健康食品・サプリメントの受託開発製造で知られる三生医薬株式会社が、OEM市場に新たな風を吹き込む2大サービスを発表しました。このサービスは、顧客が直面する「スピード」「差別化」「制度対応」という三大課題を克服することを目的としています。
オーダーメイド型支援の導入
三生医薬は、これまで主流の営業窓口を一つの接点とする「伝言ゲーム型」から脱却し、専門家チームによるオーダーメイド型支援にシフトしました。顧客のアイデア段階から上市まで、様々な部門のエキスパートが連携し、一貫したサポートを提供します。この新たな体制により、よりスピーディーで正確な商品開発が実現可能となります。
サブスク型機能性表示食品サポート
さらに、三生医薬は機能性表示食品に関する業界初の「サブスク型」サポートサービスも導入。消費者庁による制度の複雑化に対応するため、届出準備から受理後のフォローまでを包括的に支援します。これにより、顧客企業は制度対応の不安を解消し、持続可能な商品販売を実現することができます。
厳格化する市場環境への適応
健康食品市場は、特に紅麹問題を契機として、安全性や信頼性がますます求められるようになっています。消費者は安心できる商品を求め、企業は明確なブランドストーリーを必要としています。また、法改正や制度の変化に迅速に対応することが、新しい商品の上市や販売継続に欠かせません。
三生医薬は、過去10年以上の経験を基にしたノウハウで、これらの変化を乗り越えるための新たな価値を提供します。顧客と共に未来を描き、成長の機会を全うすることが求められる時代に、三生医薬の新サービスがカスタマーサクセスを促進するのです。
展示会での初お披露目
新サービスは、2025年10月に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」で初めて公開されます。この専門展示会では、さまざまな商品企画担当者やマーケッターが来場し、新たなソリューションやパートナーシップを探しています。三生医薬のブースでは、顧客専任チームによる共創型の開発支援体制やサブスク型サービスの詳細を見て、触れて体感することができます。
まとめ
三生医薬は、これまでの受託製造にとどまらず、顧客のニーズに応える共創パートナーとして新たな挑戦を続けています。市場の変化をチャンスと捉え、これからの健康食品市場に新たな価値を創造し続ける三生医薬の姿勢は、多くの関心と期待を集めています。今後も注目が集まる企業であることは間違いありません。