国立西洋美術館のクリスマス企画！アートと音楽を楽しむ冬のひととき

国立西洋美術館で楽しむ冬のクリスマス

毎年恒例の「美術館でクリスマス」が、2025年11月26日（水）から12月25日（木）まで約1カ月にわたって開催されます。このイベントは、国立西洋美術館が有する西洋美術の素晴らしさを、クリスマスという特別な時期とともに感じてもらうために企画されています。2007年から始まったこの催しは、毎年多くの来館者を迎え、冬の風物詩として定着してきました。

記念イベントと体験プログラム

イベント期間中には、多彩なプログラムが用意されており、特に注目は冬季限定の音声ガイド「キュレーターズ・ボイス2025」です。この音声ガイドは、国立西洋美術館の研究員が直接作品について語り、その魅力を引き出します。展示室での体験だけでなく、自宅からも聴けるウェブアプリを通じて学ぶことができるため、アート初心者でもわかりやすい内容です。音声ガイドは2025年11月26日から12月25日までの期間限定で利用可能です。

また、毎年人気の「みんなのクリスマス・キャロル・コンサート」も実施されます。クリスマスにちなんだアカペラのコンサートで、音楽ファンはもちろん、小さなお子様や初めて美術館に足を運ぶ方も参加できる安心の空間が用意されています。2025年12月20日と21日の2日間、講堂で行われるこのコンサートでは、ソプラノ歌手やテノール、バリトンのアーチストが華やかな演奏を披露します。

さらに、「キュレーターズ・ボイス2025」と穏やかな雰囲気で行われるギャラリートークも見逃せません。ボランティアスタッフによるトークでは、キリスト教やクリスマスに関する作品を深く掘り下げる機会が提供されますので、参加希望者は事前に常設展の観覧券を購入しての参加となります。その際、手話通訳も実施予定です。

家族で楽しめるプログラム

お子様向けの「BABYといっしょにゆったりDAY」もあります。これは、0歳から小さなお子さんを連れたファミリーが美術館を気兼ねなく楽しめる特別デーです。休館日にこれを設けることで、親子でゆったり美術館の魅力に触れ合える貴重なチャンスとなります。また、絵本の朗読会なども行われますので、お子様にも楽しんでいただけます。

この他にも、週末には毎月第2日曜日に「Kawasaki Free Sunday」として常設展が無料で楽しめる日も設けられており、特別な期間ならではのクリスマスツリーやデコレーションを見ながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

美術館訪問の魅力

訪れた皆さんには、美術館の魅力だけでなく、クリスマス仕様のカフェやショップも楽しめます。特にカフェでは、特別なクリスマスのメニューやスイーツ、さらには国立西洋美術館にインスパイアされた絵本や限定グッズが手に入るうれしい機会も。また、金曜日と土曜日には20時まで開館しているため、日中だけでなく夜の美術館も楽しむことができます。

世界的にも注目される秋冬のアートイベントの一環として、このクリスマス行事は、家族連れからアート愛好者まで、すべての方に新たな発見と感動を与えることでしょう。この冬は国立西洋美術館で、アートと音楽、そしてクリスマスの贈り物を楽しむ素晴らしい時間を過ごしてみませんか。特に、子供から大人まで楽しめる多彩なプログラムが用意されていますので、ぜひ訪れてほしいですね。

詳しい情報やプログラムへの申し込みについては、国立西洋美術館の公式ウェブサイトをチェックしてください。リンクはこちらです。