日本初の「PMM Japan Community」設立
株式会社アイスリーデザインが、プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)の普及と実践を目的に、知見を共有するコミュニティ「PMM Japan Community」(略称:PJC)を設立しました。これには伴って、日本市場に特化したPMMの役割や導入プロセス、組織設計を整理したホワイトペーパー『PMM完全解説ガイド』が公開されています。
PMMの意義
最近、クラウドビジネスの発展や多様化する顧客ニーズにより、プロダクト開発だけでなく、市場導入や成長戦略の統合的設計が求められるようになりました。この中で、プロダクトマネージャー(PdM)と並行してPMMの役割が必要不可欠となっています。PMMは「何を作るべきか」を市場の視点から指し示し、分かりやすいメッセージやポジショニングを考えることで、プロダクトを適切にユーザーに届け、持続的な成長をサポートします。
アメリカでは2010年代からPMMの重要性が認識されつつありますが、日本ではその概念が十分には理解されておらず、体系的な導入法も少ない状態です。そうした状況を背景に、アイスリーデザインは、異なる立場の専門家と連携し、PJCを通じてPMMの価値を可視化し、基準化することを目指しています。
PMM Japan Community(PJC)とは
PMM Japan Communityは、プロダクトマネージャー(PdM)およびPMMの専門家から構成されている、日本初のPMM専門コミュニティです。このコミュニティでは、PdMとPMMの役割分担の確立を目指し、キャリア育成や知識の共有を行います。今後、参画する企業のメンバーも順次募集予定です。
ボードメンバーの紹介
PJCの発起人には、以下のメンバーが名を連ねています。
- - 吉澤 和之(株式会社アイスリーデザイン)
- - 重松 裕三(株式会社SmartHR)
- - 真崎 豪太(パーソルキャリア株式会社)
- - 道家 俊輔(株式会社ギアソリューションズ)
ホワイトペーパー『PMM完全解説ガイド』について
このホワイトペーパーは、PMMの導入を進めるために必要な要素を包括的にまとめた実務者向けのガイドです。以下の内容が主に取り扱われています:
- - 現代におけるPMMの必要性
- - PdMとの業務分担に基づくプロダクト成長のモデル
- - PMMの役割、必要なスキル、組織内での位置付け
- - PMM導入に向けた組織設計やステップ
このホワイトペーパーは
こちらからダウンロード可能です。また、コミュニティの最新情報については
こちらで確認できます。
発起人からのメッセージ
アイスリーデザインの取締役である吉澤和之は、「プロダクトがどれほど優れていても、ユーザーに届かなければその価値は発揮されない」と述べ、市場の変化にスピード感をもって対応し、プロダクトと市場をどのように結びつけるかがビジネスにおいて重要であると強調しました。また、PMMは単なるマーケティングの職種ではなく、戦略的な役割としての位置づけが求められることを説明しつつ、PJCの設立を通じてPMMの価値を広め、日本のプロダクト開発が「届ける力」においても国際競争を目指していることを示しています。
会社情報
会社名: 株式会社アイスリーデザイン
所在地: 東京都港区赤坂八丁目1番22号NMF青山一丁目ビル3階
設立: 2006年7月26日
URL:
アイスリーデザイン公式サイト
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お問い合わせ
詳しい情報は、PMM Japan Community事務局までご連絡ください。問い合わせフォームは
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