新たな採用モデル「KIKKAKE TALENT OS」の誕生
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の金融事業グループが、株式会社キッカケクリエイション(以下、キッカケクリエイション)と手を組み、従来の採用活動をエンターテインメントとしての形に進化させる試みを始めました。この新しい取り組みは、特にITエンジニアの採用において重要な意義を持つものです。
協業の背景
2030年にかけて、日本国内では約79万人のIT人材が不足するとの予測が立てられている中、エンジニアの採用市場は非常に競争が激しい状況にあります。今や、多くのエンジニアは一日に大量のスカウトメールを受け取っており、採用活動は単なる情報のやり取りに過ぎない状況になっています。この結果、求職者に対し「ワクワクする未来」や「挑戦への期待」を十分に伝えられないという課題が浮き彫りになっています。
CTC金融事業グループは、これまでのキャリア採用において、技術や企業文化の伝達に力を注いできましたが、今後の技術革新をリードするためには、単なる情報発信からさらに新しい施策へと進化させる必要があると感じたことがこの協業のきっかけとなりました。
「HRのエンタメ化」とは
キッカケクリエイションは、「HRのエンタメ化」を掲げ、動画メディアやインフルエンサーを活用してエンジニアの心に「ワクワク」を創造しています。この理念は、CTCが掲げる「Challenging Tomorrow's Changes」というスローガンと共鳴しており、両社による新たな採用活動のモデルが生まれる土壌となっています。
エンタメ型採用サービス「KIKKAKE TALENT OS」とは
「KIKKAKE TALENT OS」は、採用活動における「集客」から「ファン化」までを包括的にサポートする統合プラットフォームです。具体的には、以下の機能が搭載されています。
1.
Media: インフルエンサーを活用した認知獲得。国内最大級の動画メディア「IT菩薩モロー」を運営し、潜在的な求職者に企業の魅力を届けます。
2.
Technology: AIを使った関係性構築。候補者一人ひとりにパーソナライズされた情報を提供し、求人を超えた価値を提供していきます。
3.
Content: 企業のリアルを伝える採用コンテンツを制作。動画やインタビューを通じて、企業のプロジェクトや文化を深く理解してもらいます。
新たな施策とトークライブイベント
CTCは、新しい試みとして、従来の採用チャネルにとらわれずエンジニアに向けて企業の魅力を発信する「トークライブ」イベントを開催します。このイベントは、選考とは関係なく情報提供および交流を目的としており、エンジニアが気軽に参加できるように設計されています。
モデレーターには当社取締役でありITインフルエンサーでもある「IT菩薩モロー」が登場します。また、エンジニアに興味があるテーマを取り上げ、CTCの現場社員と共に本音でのトークセッションを展開します。
社会課題へのアプローチ
キッカケクリエイションの代表取締役、川島 我生斗氏は「労働生産性の低下やIT人材不足といった日本の社会課題を解決するために、エンジニアが自由にキャリアを選べる世界が必要。今回の協業は、心躍る『キッカケ』をテクノロジーの力で創出する重要な機会です」と述べています。
今後の展望
この新しい採用活動の形が業界に浸透し、エンジニアが自分のキャリアをより自由に、ワクワクしながら選ぶことができる未来を創る手助けになることが期待されています。CTCの挑戦とキッカケクリエイションのアイデアが融合することで、採用活動の未来がどのように変わるのか、今後の展開が非常に楽しみです。