人気の薬膳レシピ本、その秘密
薬膳に特化した新しいレシピ本『心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日』が、2025年の第12回料理レシピ本大賞【料理部門】で入賞しました。この本は、薬膳という言葉からは想像もつかないような楽しさと、日常に取り入れやすいアイデア満載の一冊として多くの支持を集めています。著者は、薬膳のエキスパートである川手鮎子さん。彼女が紹介するのは、家庭で手軽に実現できる薬膳料理です。
薬膳への関心の高まり
最近、NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』の放送が影響し、薬膳の人気が急上昇しています。これに伴い、書店では薬膳本専用コーナーが設けられるほど。『心も体ももっと、ととのう薬膳の食卓365日』は、そのブームの火付け役として、高評価を得ているのです。
本書は、1日1ページを読んで食事に取り入れられる薬膳の知恵やレシピが学べる構成になっており、無理なく健康を促進できる内容です。365日分のレシピが掲載されており、季節に応じた食材や状態に合わせたメニューも楽しめます。
読むだけで癒されるデザイン
書籍はオールカラーで、可愛らしいイラストに包まれています。ページをめくる楽しさや眺める癒しを提供するデザインは、単なる料理本を超えた存在感を持っています。また、料理の調理法や食材の効能についても詳しく解説されており、薬膳を初めて学ぶ人でも理解できる工夫が施されています。
この本を手に取ることで、薬膳が難しいものではなく、日常の食生活に簡単に取り入れられることを実感できるでしょう。読者からは「非常に参考になった」「お値段以上の価値がある」といった声も寄せられており、その実力を証明しています。
著者の受賞コメント
川手鮎子さんは受賞に際し、「このような素晴らしい賞をいただけるなんて夢のようです」と喜びを表現し、特に9月9日の受賞発表日に何か良いことが起きそうと感じていたことを明かしました。この日は「菊の節句」と呼ばれ、特別な意味を持つ日でもあるのです。受賞した表彰状は、川手家の宝物になることでしょう。
薬膳を日常に取り入れよう
薬膳とは、特別な食材や複雑な調理法を必要としない、シンプルで気軽に実践できる食養生です。体調や季節に応じた食材を取り入れ、心と体をともに整えることができます。本書を通じて、薬膳の基本を理解し、自分の生活に活かしてきたいですね。
『心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日』は、これからの健康志向の生活をサポートしてくれる手助けとなる一冊です。ぜひ、自分の健康スタイルに合った薬膳レシピを見つけてみてはいかがでしょうか。書籍は2023年11月2日より発売されますので、今から楽しみにしておきましょう。