アクセシブルコード導入
2024-12-03 11:47:58

コクヨが文具業界初のアクセシブルコードを導入!多様性を実現する新技術

コクヨが文具業界初のアクセシブルコードを導入




文具業界に新たな風が吹き込まれています。コクヨ株式会社は、エクスポート・ジャパン社から提供されるアクセシブルコードを導入し、ユーザーの多様なニーズに応える新たな一歩を踏み出しました。この技術は、視覚障害を持つ方々や外国人観光客に向けて、より親しみやすい商品情報の提供を可能にします。

アクセシブルコードとは?


アクセシブルコードは、多言語かつ音声対応の2次元バーコードです。このバーコードはスマートフォンで簡単に読み取ることができ、その端末の設定言語に基づき商品説明が翻訳され、音声で読み上げる機能も搭載されています。視覚に障害がある方々も、触覚でコードの位置を特定して利用することができるため、この技術はインクルーシブかつユニバーサルです。

日本語の説明書が難しい方々へ


コクヨは、12月にリニューアル発売される針を使わないステープラーの「ハリナックス」シリーズと機能的なハサミの「サクサ」シリーズにこのアクセシブルコードを利用します。この取り組みは、ディスレクシアの方や弱視、全盲の方々に対する配慮の一環であり、日本語の説明書を読むのが難しいユーザーにも、製品情報を正確に届けるための重要な施策です。

環境持続性とインクルーシブデザイン


コクヨは今回の取り組みを、環境に優しい素材の採用や製造工程の見直しを通じて持続可能な社会の実現に繋げています。アクセシブルコードは、これまでOTC医薬品の業界で利用されていましたが、その有用性に共感したコクヨが文具業界で初めて取り入れたことが注目されています。

増加するインバウンド消費への影響


訪日外国人旅行者の増加により、文具の情報を自国の言語で受け取ることが求められる中、アクセシブルコードの導入は、商品満足度を高め、今後のインバウンド消費にも良い影響をもたらすと期待されています。特に2024年にはコロナ前の水準を大きく上回る訪問者が予想されており、需要が急増する見込みです。

グローバルなフィードバックシステム


コクヨは、アクセシブルコードによって消費者が得た体験を世界中からフィードバックとして収集できる機能も実装しています。この機能により、様々な言語で寄せられた消費者の声を日本語に自動翻訳して管理画面で確認でき、今後の商品開発へ反映させることが可能になります。

コクヨの未来に向けたビジョン


コクヨは2030年までに新商品50%をインクルーシブデザインのプロセスに基づいて開発する計画を発表しています。さらに、エクスポート・ジャパンのバリアフリーDX部の担当者は、アクセシブルコードの社会への浸透を目指すと共に、技術を超えて誰もが平等に情報にアクセスできる未来を志向しています。

お問い合わせ先


詳細な情報やご質問については、文末のお問い合わせ先をご覧ください。エクスポート・ジャパンは、より多くの方々に利便性を提供し、多文化共生社会の実現に貢献する企業としての役割を果たし続けます。


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会社情報

会社名
エクスポート・ジャパン株式会社
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