株式会社DNTIと日本創発グループの資本提携がもたらす新たな可能性とは

株式会社DNTIと日本創発グループ、資本提携により強化されるデジタルソリューション

株式会社DNTIは、2024年1月より株式会社日本創発グループとの資本業務提携を実施しており、今回2025年1月17日に約7億円の第三者割当増資を決議し、その実行を報告しました。この増資により、両社は連携を一層強化し、競争力を高める新たなサービスと事業展開を目指しています。

DNTIは「明日の当たり前をともに創る」を企業ミッションとし、AIやブロックチェーン技術を駆使した共創型システム開発に取り組んできました。これまで、クライアントのリアルな課題に加え、根本的な問題解決へと目を向け、共に考え、創り上げる姿勢を重視してきました。

日本創発グループがDNTIを連結子会社化したことで、両社の関係は新たな局面を迎えました。この提携の根底には、DNTIが持つデジタル技術と日本創発グループの多様なクリエイティブサービスが融合し、顧客に対してより包括的なデジタルソリューションを提供できると判断されたことがあります。

具体的な施策として、今回の資金調達を基に、DNTIは以下の進展を計画しています。まずは、技術者やコンサルタント、デザイナーなど、次世代を担う人材を積極的に採用し、育成することです。これにより、組織としての実力を強化し、成長を持続可能にする基盤を築きます。

さらには、企業規模にかかわらず利用できる「基幹システムのDX化ソリューション」を開発する方針です。このソリューションは、既存システムを独立した機能単位に分解し、優先順位に基づいて最新技術を導入することで、デジタル化を促進します。特に、デジタル化やシステム依存のリスクを抱える企業に対し、最適なシステム構成を提供していくことが目標です。

これらの取り組みにより、DNTIは技術力と組織力の向上を追求すると同時に、顧客や社会に対してより多くの価値を提供する企業へと成長を続けていきます。双方の企業が得意とする分野を結集させ、新たなビジネスモデルの確立を図ることで、未来の技術革新に寄与することが期待されています。