ガイアリンクがVirbelaと提携
株式会社ガイアリンクが、米国発のバーチャルワールドプラットフォーム「Virbela」と日本国内の代理店契約(Reseller Partnership)を締結しました。この提携により、スムーズで効果的なテレワークを実現するための環境が整うことが期待されています。
次世代の働き方を実現
「Virbela」は、3Dのバーチャル空間の中で、アバターとして活動することができ、リアルなビジネス環境を再現します。参加者はオフィスやカンファレンス、音楽ライブといったさまざまなイベントに出席できるため、物理的な距離を超えたコミュニケーションが可能になります。また、近年の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの業態が運営の危機に直面する中、北米を中心に多くのユーザーに利用されている実績があります。
このプラットフォームは、スタンフォード大学やサンダーランド大学などの教育機関でも活用されており、その教育への応用も注目されています。バーチャル空間での授業により、地理的な制約を受けずに学びの場を提供しています。
誰でも利用できるシンプルさ
特別なプラットフォームを必要とせず、パソコンとWi-Fi環境さえあれば、誰でも簡単にアクセスできます。ユーザーは自らの画面を共有したり、PDFや動画を配信したりでき、現実に近い感覚でのコミュニケーションが可能です。また、音声会話やアバターの移動がスムーズに行えるため、ストレスを感じることなく業務に取り組むことができます。これにより、業務やイベントの質が向上し、日本国内でも利用しやすい環境が実現されます。
様々な活用例
「Virbela」の導入によって、以下のような多様な活用が可能となります:
- - 数千人規模の国内外展示会に参加
- - 自宅勤務のメンバーが同じ空間に集まるバーチャルオフィス
- - ソーシャルディスタンスを気にせず楽しむことのできる音楽ライブ
- - 国際カンファレンスを開催するイベントホール
- - 高校や大学の授業での活用
これにより、国内ユーザーに対しても日本語でのサポートが提供され、心配なく利用できる体制が整います。
ビジネスシーンの新たなソリューション
バーチャルプラットフォーム「Virbela」はすでに多くの日本国外ユーザーに利用されており、国際ビジネスやイベント運営など、多様なシーンで活用されることが期待されています。ガイアリンクでは、将来的にVirbelaを基盤としたVRワールドの販売や月額でのレンタルを開始する予定です。さらに、ユーザーに特化したカスタマイズVRワールドの提供も検討されています。
代表者からのメッセージ
合弁契約に関する石井秀樹代表取締役からのコメントでは、"このリセラー契約を通じて、日本でのテレワークの浸透に寄与できることを光栄に思います。Virbelaが、日本の働き方に大きな影響を与えることを確信しています"という言葉が寄せられています。
また、eXp World Technologiesの社長アレックス・ハウランド博士は、"Virbelaは、場所に関係なく人々をつなぐバーチャルコミュニティを構築します。ガイアリンクとの提携を通じて、日本市場に進出できることを大変嬉しく思います"とコメントしています。
ガイアリンクとVirbelaによる新たな挑戦は、今後の働き方にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。