一瞬にかける情熱!競技かるたの甲子園
全国の高校生が熱戦を繰り広げる「小倉百人一首競技かるた第47回全国高等学校選手権大会」についてご紹介します。この大会は、一般社団法人全日本かるた協会を中心に、公益社団法人全国高等学校文化連盟や滋賀県かるた協会などが共催し、2025年7月20日(日)と21日(月)に滋賀県大津市で開催されます。
大会の概要
大会の日程は、7月19日(土)に団体戦の開会式が行われ、翌日20日(日)には予選が午前9時から開始されます。決勝は同日の夕方6時を予定しています。競技の終了後に表彰式が行われるほか、決勝トーナメントはYouTubeでライブ配信される予定です。さらに、21日(月)には個人戦も行われます。
大会会場は近江勧学館を中心に、大津市内の9つの場所で開催され、多くの高校から選手たちが集まります。今回の大会には、全国から382校が参加し、厳しい予選を勝ち抜いた各都道府県の代表校が集結します。
注目の学校
昨年の第46回大会では、私立関東第一高等学校が連覇を達成しました。今年は4年連続出場を果たし、3連覇を目指します。その強敵となるのは、昨年の準優勝校である私立浦和明の星女子高等学校です。この学校はA級選手を3人擁し、強力なチームを形成しています。
また、県立中津南高等学校や都立白鷗高等学校、そして県立富士高等学校など、業界でも名の知れた強豪校も勢力を増しており、注目されています。新たに出場する私立市川高等学校や私立大谷高等学校も、今後の展開に期待が寄せられています。
競技スタイルと特別講座
競技かるたの魅力は、歌が詠み上げられるタイミングに合わせて札を取る0.01秒の世界にあります。選手たちは日々の鍛錬を重ね、静かなる熱戦を繰り広げます。また、大会に合わせて特別企画「レベルアップ講座」が開催され、永世クイーンの指導を受けられる貴重な機会も用意されています。
レベルアップ講座詳細
この特別企画は、競技かるた選手にとって非常に貴重な経験です。2025年7月20日(日)に行われ、1部では払いの練習が、2部では実戦練習が中心となります。各部の参加費は1,000円で、定員は40名と限られているため、早めの申し込みが推奨されています。
まとめ
競技かるたは、日本の伝統文化を再認識させてくれる素晴らしいスポーツです。全国の高校生たちが繰り広げる技の競演を、ぜひ会場で体感してください。競技かるたの甲子園であるこの大会が、未来の名選手を育てる場となることでしょう。今からこの大会を楽しみにしている皆さんにお届けする情報を、しっかりとチェックしていきましょう!