「ロマンシング佐賀」の10年間を振り返る特別イベント「TOKYO」
佐賀県は、株式会社スクウェア・エニックスの人気ゲームシリーズ「サガ」とのコラボレーションプロジェクト「ロマンシング佐賀」の設立から10年を迎えるにあたり、特別イベント「ロマンシング佐賀TOKYO」を2024年8月30日から9月1日の間、東京ミッドタウン日比谷アトリウムで開催します。このイベントは、「ロマンシング佐賀」の10周年を祝う初の試みであり、記念すべきプロジェクトの数々が紹介されることとなっています。
開会式と特別トーク
イベントの初日には、佐賀県知事の山口祥義氏からのビデオメッセージが紹介され、10年間の旅路に感謝が述べられました。「聖地佐賀、リアル佐賀へゼヒお越しください」と、熱い思いが伝えられました。さらに、佐賀県政策部の松村美由紀氏が10周年の取り組みを振り返り、イベント期間中の魅力的な企画をPR。この席には、サガシリーズの総合ディレクター河津秋敏氏とプロデューサー市川雅統氏も登壇し、10年間の成功を振り返りながらお互いへの感謝の言葉を交わしました。
展示内容と見どころ
島松氏からは「ロマンシング佐賀TOKYO」での展示内容やアクティビティについて案内がありました。特に注目すべきは、佐賀の有名な有田焼の作品展示や、マンホールアートの特集展示です。また、「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の新章キャラクターも初お披露目されます。さらに、17の企業や自治体と連携したコラボ名刺が展示され、来場者同士の交流が促進される予定です。
記念書道パフォーマンス
イベントでは、書家・江島史織氏による書道パフォーマンスも行われ、彼女は「ロマンシング佐賀」のタイトルを模した作品を披露しました。美しい筆致で『佐賀×サガ十周年冒険はいつだって想いのままに』と書き上げ、会場は感動に包まれました。江島氏は「この10年で築かれた佐賀県とファンのみなさんとの関係を感じ、その思いを形にした」とコメントしています。
10年の歴史を振り返るトークセッション
イベントの最後にはトークセッションが行われ、過去10年の歩みと共に新たな展望が語られました。参加者は、サガシリーズのゲーム内でのコラボイベントや、地域密着型の取り組みの成功例を共有しました。ファンの皆様からの熱心な応援が、プロジェクトの発展に繋がってきたことが強調され、これからのコラボレーションに期待が寄せられました。
未来の展望
この10周年を契機に、佐賀県はさらなる観光促進に向けた取り組みを強化し、全国及び海外のファンに向けて「ロマンシング佐賀」の魅力を発信していく考えです。関連イベントとして、佐賀県立博物館での展示や新たな観光スポットとして「ロマンシング佐賀ストリート」の彩りも計画されており、これからの発展に注目が集まります。
参加者が楽しめる展示やイベントが盛りだくさんな「ロマンシング佐賀TOKYO」、ぜひお見逃しなく!