高校生と大学生による起業に関するコラボ授業
2023年、福岡女子商業高校と武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(EMC)が共催したコラボレーション授業が熱い注目を集めました。この授業は、株式会社freeeによって制作された起業・開業の雑誌『起業時代』の編集チームが主導し、未来の起業家に向けた新たな一歩を踏み出す場となりました。
開催の背景
freeeの起業時代編集チームは、今年4月から福岡女子商業高校のビジネスビューティーコースの生徒を対象に、年間50回の起業に関する授業「起業プログラム」をスタートしました。また、6月からは武蔵野大学の学生に向けて、起業の基本や会計について学ぶプログラムも開始しました。
この取り組みの中で、大学生と高校生が対話することで、互いに新たな視点を持つ機会を創出する狙いがありました。
授業の内容
授業には、起業時代の編集長である磯貝美紀が発起人として参加し、EMCの学生たちが特別講師となって自身の起業案を発表しました。大学生たちは、起業の実際や自身の経験を交え、福岡女子商業高校の生徒たちからの質問にも答えました。生徒たちは、各々のアイデアについてアドバイスをもらい、賢明な意見を受け止めました。
参加した学生からは、多くの感想が寄せられました。「似た商品を使ってみてアイデアを広げるヒントを得た」「大学生と話せる機会が貴重だった」「挑戦することの大切さを感じた」といった声があり、自身の未来に向けた意欲も高められたようです。
磯貝編集長の想い
磯貝美紀編集長は、「女子高校生たちが身近に感じられるロールモデルとして、大学生が熱く夢を語る姿が大きな刺激になった」と語ります。彼女は、若い世代が「起業」を選択肢として持ち、挑戦する姿をサポートし続けることの重要性を強調しました。
freeeの姿勢
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、日本発のSaaS型クラウドサービスとして成長を続けています。融合されたプラットフォームを通じて、企業やビジネスの成長を助けるための基盤を提供しています。本社は東京品川区にありますが、全国の学生と共に未来を創る事業に力を入れています。
このコラボ授業は、高校生が起業に対する目を持ち、将来への意欲を高めるための大きな一歩となりました。今後もfreeeの取り組みに期待が寄せられています。