アール・デコの美を味わう!Café 1894特別メニューの魅力
三菱一号館美術館に併設されたミュージアムカフェ・バー「Café 1894」では、2025年10月11日から2026年1月25日まで開催される「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展に合わせて特別メニューを提供します。アール・デコの装飾様式をテーマにしたこの特別なメニューは、ただの食事ではなく、美術との相乗効果を楽しむ貴重な体験です。
特別メニューの内容
タイアップランチ「Délices de la mode (デリス ドゥ ラ モード)」
期間中のランチタイムに提供されるこのメニューは、前菜、メイン、パン、コーヒーまたは紅茶がセットになり、価格は2,800円(税込)です。前菜にはエビと季節の野菜を使ったテリーヌ風が登場。メインディッシュには、鴨肉のロティとじゃがいものグラタン、赤い果実のソースが添えられており、アール・デコ期の華やかさを再現しています。このメニューは、1920年代のパリの食文化を現代にアレンジしたものです。
タイアップミニデザート「フルーツジュエル―ヴァニラビーンズ香るブランマンジェ」
ランチメニューをオーダーした方限定でお楽しみいただけるミニデザートです。アール・デコ時代のフルーツサラダ・リングをイメージしたこのデザートは、季節のフルーツとブランマンジェがヴァニラの香りと共に楽しめます。
タイアップデザート「レッドベルベットケーキと赤い果実」
14時30分から16時30分まで提供されるこのデザートは、印象的な赤いドレスをデザインモチーフにした一品です。フロマージュクリームを挟んだレッドベルベットケーキに、カシスのシャーベットをトッピングしており、視覚でも味覚でも楽しませてくれます。
タイアップディナー
ディナーメニューも充実。17時から22時の時間帯に、1920年代パリの社交界をテーマにした前菜、メイン、デザートが用意されます。前菜はビスクムースと海老、ビーツのカクテルがフィーチャーされています。メインには黒毛和牛ステーキとフォアグラのポワレが登場し、贅沢なひと時を演出します。最後のデザートは「フルーツドレス―Parfait de robes」と名付けられた贅沢なパフェで、季節の果実を使った華やかな一品です。
イベントの背景
2025年は「アール・デコ」が注目される年でもあり、100年前の装飾芸術博覧会にちなんで企画されています。この展覧会では、アール・デコ期の服装品と資料約200点を中心に、国内外の美術品が展示される予定です。アール・デコのデザインは、当時の女性たちが求めた自由で現代的なスタイルを映し出しており、今日まで影響を及ぼし続けています。
Café 1894の魅力
Café 1894は、明治期に銀行の営業室として使用されていた空間を復元したミュージアムカフェで、高い天井とクラシックな内装が特徴です。東京都千代田区丸の内に位置し、東京駅から徒歩5分という便利な立地です。ランチ、カフェ、ディナーと異なる時間帯で楽しめる多彩なメニューが揃っており、訪れる人々を魅了しています。
美術と食のコラボレーションを楽しむ特別な機会に、ぜひCafé 1894を訪れてみてはいかがでしょうか。