関西で安心・安全なお菓子を提供する株式会社タガヤの挑戦

株式会社タガヤが提案する新しいお菓子

関西で結婚式場を運営している株式会社タガヤが、子供たちの健康を考えた新しいお菓子を開発しました。それが「carat（カラット）」という商品名で、子供向けに危険な添加物や砂糖を使用しないお菓子です。本記事では、タガヤの背景や商品開発の狙い、そして具体的な商品内容について詳しくご紹介します。

開発のきっかけ

タガヤはこれまで10,000組以上の結婚式をプロデュースし、その中で多くの新しい家族の誕生を見守ってきました。その中で、子供たちが健康で安心して生活できる社会の実現に向けて何ができるかを真剣に考えた結果、食品の添加物や砂糖の影響に注目することにしました。

食品の大量生産は便利な一方で、多くの添加物が使用されています。厚生労働省はこれらを安全と位置づけていますが、その根拠は動物実験に基づくものであり、人間に対する安全性が十分に確認されていません。特に成長期の子供たちにとって、その影響は重大です。親が添加物の危険性を理解し、安全な食品を選ぶことが重要です。

また、近年では1型糖尿病の発症率が上昇しています。砂糖の過剰摂取が影響していると言われており、特に幼少期からの健康な食生活が求められています。子供に砂糖を多く含む食品を与えることは、将来的な身体的・精神的な健康に影響を及ぼす可能性があります。

商品開発のコンセプト

タガヤは、まず親たちに良質な食品について考えるきっかけを提供したいと考えています。日本は添加物大国であり、厚生労働省に許可された添加物は351品目もあります。国外に比べて、その数は圧倒的に多いため、むしろ危険度を理解することが求められています。

そのような中、保育園や幼稚園、小学校向けに、無添加・無糖のお菓子「carat（カラット）」を提供する運びとなりました。この商品は、未来の健康を見据え、子供たちの為に作られています。

carat（カラット）について

「carat」は、有機的なキャロブパウダーやJGAP認証の卵白、トレハロースなど、厳選された素材から作られています。特にキャロブは、カルシウムや鉄分、食物繊維を豊富に含み、小さなお子様にも安心して摂取できるスーパーフードです。さらに、コーヒーやココアの代用品としても使われています。

多くの市販されているお菓子と比較した際、「carat」は成分が非常にシンプルで、添加物を一切使用していません。賞味期限は製造から10日間ですが、その代わりに豊かな自然の風味を生かした味わいです。従来のクッキーに比べ、食物繊維が約2.3倍、糖質が約30%カットされており、子供の健康に配慮した設計になっています。

今後の展望

初年度は100園（校）での導入を目指し、関西地域内の保育園や幼稚園を中心に提供を進めていきます。「carat」を通じて、子供たちの食に対する意識を変え、親が安全な食品選びをできるようになることを期待しています。これにより、未来の生活習慣病や糖尿病のリスクを減少させることが私たちの目標です。

タガヤは、「carat」に止まらず、同様の理念を持った他の商品開発にも注力し、安心で美味しい食品を提供することで、より良い社会の実現を目指します。