肩こりの実態と解消法
2019-01-23 13:00:39
デスクワーカーの97%が共感する肩こりの実態と解消法
デスクワークに伴う肩こりの深刻な実態
デスクワーカーの97%が肩こりを感じた経験があるという調査結果が明らかになりました。これだけ多くの人が肩こりに悩まされているということは、デスクワークを行う環境において肩こりが思わぬストレスの原因になっていることを示唆しています。
特に多くのデスクワーカーが抱える悩みは、仕事全般における集中力や効率が低下すること。実際に、調査によると81%が肩こりによって「ストレスを感じる」と回答し、次いで80%が「集中力の低下」を挙げています。また、77%が「仕事効率の低下」を理由に肩こりの影響を懸念していることがわかりました。例えば、ある51歳の男性は「気持ちが肩にいってしまって集中できない」とコメントし、32歳の女性は「机に向かっていられず、仕事が進まないことが多くある」と語っています。これは、身体的な苦痛がメンタルに悪影響を及ぼし、ひいては業務の進捗にも悪影響を与える構造を明らかにしています。
肩こりストレスは他のストレスと同程度
では、この肩こりストレスはどの程度のものなのでしょうか?調査によると、肩こりを「動作の重いパソコンでの作業」と同等のストレスと感じる人が49%もいることから、デスクワーカーたちはこの問題の深刻さを実感しています。また、風邪を引いた状態での仕事(42%)もストレスレベルに影響を与える要因として挙げられています。
さらに、オフィス環境での肩こり対策について満足度を尋ねたところ、81%が「満足していない」と回答しました。このことから、現在の対策に対する不満が高いことが浮かび上がり、デスクワーカーがどれほど肩こりを軽減したいと願っているかを示しています。
肩こり対策にかける意欲
意外にも、デスクワーカーの27%が肩こり対策に「1日400円以上」を支出する意思があると答えています。この中には「3,000円以上」と答える人もおり、経済的な負担を厭わずとも、効率よく仕事を遂行するための環境を求める姿勢が伺えます。このような意欲が、さまざまな肩こり対策商品の需要を高めている要因とも言えるでしょう。
シップ臭問題
デスクワーカーたちが最も多く挙げた肩こり対策は「貼り薬」であり、その中でもシップが49%と主流です。しかし、シップの「臭い」に関しては、オフィス環境では特に気になる問題です。実際、シップ臭が「2.4席」隣まで届くと思われていることがわかり、シップ使用者に対する偏見や印象が気になるところです。特に「疲れていそう」「年寄りくさい」といったネガティブな印象を与える可能性が高く、ビジネスシーンでは影響を及ぼしかねません。
多くのデスクワーカーが選ぶのは「無臭タイプの貼り薬」。58%がこれを支持し、次いで磁気シールが39%で、匂いがしない製品に対するニーズが強いことが示されました。香りのあるものはわずか2%の支持に留まることからも、デスクワーク中の使いやすさが重視されています。
実際の効果と満足度
ここで特筆すべきは、デスクワーカーのために新たに開発された「ロイヒ膏(TM)フェルビ コンパクト」の試用結果です。このプロダクトは無臭で温感タイプの貼り薬で、手のひらサイズで簡単に貼ることができます。オフィスでの使用に特化したこの商品は、使用した103人のデスクワーカーの92%が満足したと回答しました。
96%が「シップ臭を感じない」と感じており、95%は「隣の席の人に気づかれなかった」とのこと。さらに、82%が「仕事の効率が上がった」と答え、90%が今後も継続して使用したいと考えています。
これらの結果は、デスクワーカーにとって、便利で効果的な肩こり対策が求められている背景を示しています。デスクワークを快適に行うためには、肩こりによる影響を軽減することが重要であると言えるでしょう。
会社情報
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ニチバン株式会社
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