ブラザーがアジア競技大会とアジアパラ競技大会でサプライヤー契約を締結
ブラザー工業株式会社は、2026年に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会および第5回アジアパラ競技大会とのパートナーシップ契約を結びました。この契約により、ブラザーはオフィシャルサプライヤーとして大会に貢献します。これまでブラザーはアジア地域で着実に成長してきた経緯があり、特に創業地である愛知・名古屋での開催は契約締結の大きな要因となりました。
アジアとともに歩んできたブラザー
ブラザーの歴史は1947年に始まり、中国に家庭用ミシンを輸出したことがきっかけです。その後、アジア地域はブラザーにとって重要な市場となり、現在では海外売上の80%以上を占めています。また、グループ全体で働く従業員の6割以上が日本を除いたアジアの国々で活躍しています。
そのような背景から、アジア競技大会とアジアパラ競技大会への参画はブラザーにとって意義深いものであり、地域社会への貢献を果たす絶好の機会と言えるでしょう。ブラザーのスローガンである“At your side.”の精神をもって、アスリートの挑戦を応援し、スポーツの魅力を広める活動を展開していく意向です。
パートナーシップ契約の概要
- アジア競技大会: Tier4(オフィシャルサプライヤー)
- アジアパラ競技大会: Tier4(オフィシャルサプライヤー)
- - 協賛カテゴリー: スポットクーラー
- - 契約期間: 証書締結日から2026年12月31日まで
契約締結を記念し、ブラザーは特設サイトを設立し、プロモーションムービーも発表しました。ムービーのキーメッセージ「私は、挑む。」は、挑戦を続ける人々に寄り添うブラザーの思いを表現しています。これにより、すべての参加者の努力や挑戦を支え、地域と共に歩み続ける存在でありたいと語っています。
オフィシャルサプライヤーとしての役割
ブラザーは、オフィシャルサプライヤーとして大会の各所に据え置き型スポットクーラー「PD-7100F」を提供します。猛暑の影響が増す中、2025年に施行される熱中症対策に備えるため、この製品は重要な役割を果たします。PD-7100シリーズはブラザー独自の気化冷却技術に基づいており、環境に配慮した設計が特徴です。
スポットクーラーの特長
- - 新発想の排気風レス: 熱風を排出せず、快適な冷風を提供
- - フロンレス設計: 環境に優しい材質を使用
このような製品を通じて、選手や関係者が安全かつ快適に大会を過ごせるようサポートすることがブラザーの目標です。
大会の概要
- 開催期間: 2026年9月19日から10月4日まで
- メイン会場: 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
- 選手団: 最大15,000人
- 参加国: アジア45の国と地域
- 実施競技: 41競技
- 開催期間: 2026年9月19日から10月4日まで
- メイン会場: 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
- 選手団: 3,600人~4,000人
- 実施競技: 18競技
両大会は、地域全体を盛り上げ、参加者にとって意義深い体験を提供することでしょう。ブラザーはその一翼を担い、スポーツイベントの成功に貢献します。