うちばこやの新たな挑戦『ガーデン三部作』
最近、日本のボードゲームシーンを賑わせている出版社、
株式会社うちばこやが新作『ガーデン三部作(Garden Trilogy)』のクラウドファンディングを開始しました。このキャンペーンは、2025年9月16日(火)21:00よりKickstarterで行われ、支援者向けに豪華な特典が用意されています。
うちばこやは、独自のユーロスタイルボードゲームを展開することで知られ、2020年には『アクアガーデン』が約3,200万円の調達に成功。その後も注目を集めるようになりました。今回の『ガーデン三部作』では、水族館・鳥類園・恐竜パークを舞台に、色鮮やかな木製コマによる展示作りを競います。
事前登録の成功と特典の発表
このプロジェクトに向けて、うちばこやは事前登録を行い、なんと国内外で10,000人以上の登録者を集めました。事前登録者数の増加を記念して、特典アイテムが解禁されることになりました。
特典には、『スカイガーデン』に「ハシビロコウ駒」が追加され、これは特別なプレイ要素をもたらす駒です。そして、事前登録者数が2,500人を超えた際には、『ディノガーデン』に「ドラコレックス駒」が追加される予定です。これらの特典は、ゲームに新たな戦略要素を加え、より魅力的なプレイ体験を提供します。
ゲームの魅力的な特徴
1. 鮮やかな木製コマ
『ガーデン三部作』では、500個を超える多彩な木製コマが使用されており、ジンベエザメやシマエナガ、ティラノサウルスなど、さまざまな生き物がモチーフとなっています。これらのコマは、精巧に彫刻され、フルカラープリントが施されているため、視覚的にも楽しめます。また、木製コマならではの温かみや重厚感が、プレイ体験をより豊かにします。
2. 高いリプレイ性
このシリーズは、シンプルな基本ルールを共有しながら、各ゲームに特有の要素を組み込むことで、異なる体験を提供します。水槽の酸素管理や鳥の繁殖、恐竜への餌やりといった独自のシステムにより、何度遊んでも新鮮な楽しさを味わうことができるのです。
3. 幅広いプレイヤー層に対応
プレイ時間は60〜90分で、中量級のゲームとして設定されています。初心者でもすぐにプレイできるよう、図解付きのルールブックが同梱されており、さらに戦略的要素もたっぷり。多様なプレイヤーが楽しむことができるデザインになっています。
4. 美しいパノラマアートボックス
特別仕様のパノラマアートボックスは、3つのパッケージを並べると、一枚の壮大なアートが完成するという特典です。このアートには、水中を泳ぐ魚、空を飛ぶ鳥、地上を歩く恐竜が描かれており、置くだけでもインテリアとして楽しめます。
ボードゲーム業界の声
業界の専門家やインフルエンサーたちからも注目されています。ボードゲーム専門家のAlexander Radcliffe氏は、「ディノガーデンとスカイガーデンは、どちらもアクアガーデンを基にしつつ新しい要素が加わっていて、戦略的な楽しさが倍増した」と評しています。Jay Bernardo氏もその魅力を強調し、「どちらのゲームも新たな戦略的要素が加わり、非常に楽しめる」と語っています。
支援金額に応じたストレッチゴール
支援金額が増加するごとに段階的に解放される「ストレッチゴール」も用意されています。これにより、プロジェクトの支援が集まることで、さらなる特典やゲームの豪華さが増していくのです。たとえば、支援金額10,000ドルで目標金額が達成され、20,000ドルに到達すれば全てのカードがエンボス加工される予定です。
まとめ
うちばこやの『ガーデン三部作』は、クラウドファンディングを通じて新たな試みをしており、その結果に注目が集まっています。美しい木製コマと戦略的なプレイが融合したこのシリーズは、ボードゲームファンにとってぜひとも試してみる価値があります。Kickstarterでのサポートを通じて、あなたのゲーム体験を豊かにしてみませんか?