ベトナム文化の講義
2026-06-15 11:36:26

島根県立大学での特別講義:ベトナムの言語と文化を学ぶ

ベトナム語と文化を学ぶ特別講義



2026年6月10日、島根県立大学浜田キャンパスで特別講義「ベトナムの言語と文化」が開催されました。この講義には、国際関係学部国際コミュニケーションコースの2年生44人が参加し、ベトナムの文化とその言語に関する知識を深めました。

講師は浜田市の国際交流員であるクイン先生。彼は自身の体験を基に、ベトナム語の特徴や、ベトナムの大学生活について詳しく説明しました。日本人にとって、ベトナム語は学びやすい言語であるとし、アルファベット様式の文字や、英語に似た文法、活用の少なさがその理由と述べました。また、ベトナムも日本や韓国と同様に、中国の漢字文化から多くの影響を受けていることを強調しました。

聴講した学生たちは、ベトナムの大学生活や就職活動に対してにも強い興味を示しました。クイン先生は、ダナン外国語大学の日本語学科を卒業し、語学力を活かして日本での活動をしている中、ベトナムの就職市場の厳しさについても紹介しました。実務経験が採用条件となるため、大学生は勉強以外にも、専門分野に関わるアルバイトを通じた経験が求められます。また、大学では学生が軍事訓練に参加することが文化として求められる点も学生に刺激を与え、異文化に対する認識を深めるきっかけとなりました。

国際コミュニケーションコースの2年生、戸崎久美子さんは、「ベトナムと日本の共通点が多いことに気づき、親近感が湧いた」と感想を述べました。例えば、漢字の使用、お米を食べる文化、自然景観について語った際には、学生たちの間で共感が生まれました。

同じく2年生の加藤凛さんは、「軍事訓練の義務があるベトナムの大学生の話を聞き、日本の平和な状況を再認識した」と、体験から多くの学びを得たようです。また、渡辺大毅さんは、「ベトナムの美しい自然やフォーなどの食文化に興味が湧き、将来的に訪れてみたいと思った」と新たな発見を得られました。

この特別講義を企画した国際コミュニケーションコース長の江口真理子教授は、「他者を知るだけでなく、他者を通じて自分自身や自国を深く理解することが重要です」とコメントしました。学生たちには、こうした多様な文化に触れて視野を広げてもらいたいと、期待を寄せています。今回の講義を通じて、学生たちは国際理解が促進され、異文化との接点が増えたことを実感したことでしょう。今後も、このような貴重な機会が続いていくことを願っています。


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