新内閣に寄せられた期待と現状の課題
株式会社PE-BANKが実施した調査によると、情報通信産業に従事する300人の会社員の67%が新内閣に対して「スピード感」と「現場重視」を求めています。この調査の結果、IT業界で働くエンジニアたちは特に現場の実情を反映した政策を期待していることが浮き彫りになりました。
1. 調査の背景と目的
PE-BANKは、政府のデジタル化政策やIT人材育成に関する評価を通じて、新内閣に求められる姿勢や方針について調査を行いました。
弁護士、エンジニアなど様々な立場からの意見を収集し、具体的にどのような点に不満があるのかを明らかにすることが目的です。調査対象には、20代から60代と幅広い年代層のIT従事者が含まれています。
2. 主要な関心事
調査結果から、最も関心が高かったのは「賃金・物価高対策」で63%に達しました。また、AIやテクノロジー政策およびサイバーセキュリティにも相応の関心が寄せられています。特に、新内閣に最も力を入れてほしい分野として「サイバーセキュリティ対策」が27.3%という回答を得ています。
3. デジタル政策の現状評価
53.7%の回答者が政府のデジタル化は「進んでいない」と回答しました。これはマイナンバー制度や行政のDX推進に対する実感とのギャップを示唆しています。また、IT人材政策に対する78.3%の人々が「不満」と感じており、特にエンジニア層からは「現場を理解した政策が必要だ」という意見が多く寄せられています。
4. AI活用推進の鍵
AIの活用を進めるには「現場理解と実装力」が不可欠であるとの意見が多く、具体的には29.7%がその重要性を訴えています。エンジニアは政策名称だけでなく、実際の運用による効果を求めています。
5. 政府のSNS規制に関する意見
SNSに関する規制については、「強化すべき」との意見が37.7%にのぼり、デジタルガバナンスの必要性を示す結果となっています。AI生成コンテンツやフェイクニュースが問題視される中で、バランスの取れたアプローチが求められています。
6. 期待される新内閣の姿勢
新内閣には「スピード感」と「誠実さ」が求められており、それぞれ43%と約19%の支持を集めました。特に流動的な社会環境の中で、迅速かつ信頼性のある政策決定が期待されています。
7. 今後のIT産業の見通し
今後の日本のIT産業について、55%が成長するだろうと楽観的に見ている一方で、4割は「横ばい」や「衰退」との見解を持つなど意見は分かれています。
まとめ
今回の調査結果からは、エンジニアたちが求める政策実現に向けた強い要望が表れています。生活の安定を求める中で、デジタル技術が重要な役割を担っていることが理解できるでしょう。今後、PE-BANKはITフリーランス支援を通じて、デジタル力を高める努力を続けていきます。
会社概要
株式会社PE-BANKは1989年に創立し、ITフリーランスの立場を向上させるべく取り組んでいます。これからも、エンジニアと企業の良好な関係の構築を図る活動を続けてまいります。