持続可能な未来を見据えた東邦レオの挑戦
東邦レオ株式会社が、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」において、Village出展に内定したことを発表しました。これは同社にとって、37年ぶりの国際園芸博覧会出展の機会となります。過去には1990年に大阪で開催された「大阪花の万博」に参加した実績があります。
環境に優しい街づくり
東邦レオは、「テクノロジー」「デザイン」「ディベロップメント」という三つの要素から成るグリーンテクノロジーを推進しており、これにより生活環境の向上に寄与してきました。今回の国際園芸博覧会への参加も、居心地の良い街づくりを目指す同社の信念の一環です。
博覧会のVillageは、市民や企業が共に「幸せを創る明日の風景」を実現する共創の場であり、5つのテーマ(Urban GX Village, Farm&Food Village, Kids Village, Craft Village, SATOYAMA Village)に基づいて活動します。東邦レオは、日本庭園の出展を予定し、GX(グリーントランスフォーメーション)がもたらす未来の都市景観を提案する予定です。
自然との共生を求めて
この博覧会を通じて、同社は自然に根ざした解決策(Nature-Based Solutions)の重要性を世界に発信し、訪れる人々に自然との調和と共生の価値を伝えることを目指しています。日本庭園の美しさとその深い哲学を通じて、来場者に自然とのふれあいを体感してもらい、自然への理解と愛情を深める機会を提供することが期待されています。
60年の歴史を持つ東邦レオの理念
創業から60年以上にわたり、東邦レオは緑地空間の設計ならびにグリーンインフラ技術に力を注いできました。オフィスビルや集合住宅、商業施設など、多様な空間においてハード面とソフト面の両方から街づくりに貢献し、住環境の向上を図っています。これまでの経験をもとに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していきます。
まとめ
東邦レオの今回の出展内定は、同社の理念や取り組みが高く評価された証であり、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩です。今後も、生活環境を豊かにするための技術力とクリエイティブな考え方を駆使し、国際園芸博覧会での活動を通じて人々に感動を与え、自然との共生を訴えていくことでしょう。私たちも、東京・横浜のこの新たな試みから目が離せません。