いたばし産業見本市2016
2016-10-27 19:14:49
板橋の技術が光る!第20回いたばし産業見本市~製造と加工技術展~開催レポート
第20回いたばし産業見本市~製造と加工技術展~レポート:ものづくりの街、板橋の技術力と未来
2016年11月10日と11日、東京都板橋区立東板橋体育館において、『第20回いたばし産業見本市~製造と加工技術展~』が盛況のうちに幕を閉じました。板橋区は都内有数の工業集積地として知られており、光学・精密機器産業をはじめとする多くの企業が拠点を構えています。本見本市は、そんな板橋区の製造業の技術力を広く内外に示す場として、毎年多くの来場者を集めています。
多彩な展示とイベントが来場者を魅了
今回の見本市では、約120社もの企業・団体が参加。それぞれのブースでは、最新の製品や技術が紹介され、活気に満ち溢れていました。特に注目を集めていたのは、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトにも携わった株式会社松田技術研究所の免震・防振技術や、水平開きの「おじいちゃんのノート」で知られる有限会社中村印刷所の製品など、メディアでも話題になった企業の展示です。
企業・団体の展示エリア以外にも、大学や研究機関による開発・研究エリア、産業関連団体・支援機関による企画展示エリア、そして20回記念の特別展示エリアが設けられました。特別展示エリアでは、「ものづくりの街 いたばし」の歴史と、そこに息づく技術者たちの熱い想いが感じられる写真や製品が展示され、来場者の心を掴みました。
充実したセミナーとステージイベント
見本市では展示だけでなく、様々なセミナーやステージイベントも開催されました。医療機器開発の現状と課題を解説するセミナーや、長寿企業の成功事例を紹介するセミナーなど、製造業経営に役立つ貴重な情報が提供されました。また、若手経営者によるトークセッションでは、活気あふれる板橋の製造業の未来像が語られました。
ステージイベントとして、板橋製品技術大賞の表彰式と受賞企業によるプレゼンテーション、そして20回記念トークセッションが開催されました。トークセッションでは、ものづくりに携わる女性の視点を取り入れ、活発な議論が展開されました。
さらに、11月10日には「板橋区ものづくり企業商談会」も同時開催され、発注側企業とのマッチング機会を提供することで、企業間の連携強化にも貢献しました。
未来へ向けた「ものづくり」の息吹
今回の見本市は、単なる製品展示会にとどまらず、板橋区の産業振興、企業間の連携強化、そして地域社会への貢献という、多角的な目的を達成する場となりました。多くの来場者によって賑わった本イベントは、「ものづくりの街 いたばし」の技術力と未来への可能性を改めて示す、貴重な機会となりました。 多くの企業が、それぞれの技術や製品を熱意を持って紹介しており、来場者も真剣な眼差しでそれらを見つめていました。
特に印象的だったのは、20回記念の特別展示エリアです。板橋区の産業の歴史が凝縮された展示は、来場者にとって、単なる製品展示会以上の感動を与えたと言えるでしょう。
この見本市を通じて、板橋区の製造業の更なる発展と、地域経済の活性化に繋がることを期待しています。来年の見本市も今から楽しみです。
会社情報
- 会社名
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いたばし産業見本市実行委員会
- 住所
- 東京都板橋区板橋2-65-6板橋区情報処理センター5階(公益財団法人 板橋区産業振興公社内)
- 電話番号
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03-3579-21913