映画『ロボット・ドリームズ』の日本版グラフィックノベル刊行決定!
株式会社ポプラ社が、注目のアニメ映画化作品であるグラフィックノベル『ロボット・ドリームズ』の翻訳権を取得しました。この作品は、サラ・バロンによって描かれたもので、2023年にアニメーション映画として公開され、非常に高い評価を受けました。特に第96回アカデミー賞では長編アニメ映画賞にノミネートされ、その後もアニー賞やヨーロッパ映画賞、さらにはゴヤ賞など、数々の名誉を勝ち取りました。
映画のロングヒットの背景
2024年11月の日本公開を控えている『ロボット・ドリームズ』は、口コミによって瞬時に話題となり、初めは20館で公開されたにもかかわらず、2025年2月には興行収入が2億円を突破するという快挙を達成しました。孤独な犬とその元に現れたロボットとの友情を描いたこの物語は、言葉が一切なくとも深い感動を呼び起こし、多くの映画ファンの心を掴んでいます。
グラフィックノベルの魅力
『ロボット・ドリームズ』は、セリフのないストーリー展開が特徴で、原作でもマンガのようなコマ割りを用いてその繊細な友情を描いています。映画版と原作の間にはいくつかの違いも存在し、映画を観た人も、観ていない人も楽しめる内容になっています。特に、視覚的なストーリーテリングの魅力を最大限に引き出されているため、読者を惹きつけること間違いなしです。
日本版グラフィックノベルのスペシャル仕様
日本版の発売にあたっては、著者のサラ・バロンさんとの協力により、日本限定の特別仕様が計画されています。すでに原書をお持ちの方も欲しくなるような内容を目指して、現在鋭意編集作業を進めています。詳細については、今後少しずつお知らせしていく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。
出版予定
このグラフィックノベルは、劇中で印象的に流れるアース・ウィンド&ファイアーの名曲「セプテンバー」に合わせて、2025年9月に刊行される予定です。リリース日をぜひ覚えておいてください。これはファンにとっては見逃せない1冊となるでしょう。
著者プロフィール
サラ・バロンはシカゴ在住のグラフィックノベルと児童書の作家兼イラストレーターです。彼女は2012年に発表した『Bake Sale』がYALSAの優秀グラフィックノベルに選出されたほか、2019年には『Hold Hands』がニューヨークタイムズのベスト児童書に選ばれるなど、多くの話題作を世に送り出しています。そして、2023年には『Robot Dreams』がパブロ・ベルヘル監督によって映画化され、さらにその名を広めることとなりました。
まとめ
『ロボット・ドリームズ』の日本版刊行は、多くのファンにとって待望のニュースです。映画版のヒットもさることながら、原作グラフィックノベルの独自性と魅力がどのように表現されるのか、今から楽しみです。今後の続報にも注目です。