仙台市、施設命名権者を提案型で募集
仙台市は、今期から新たに施設命名権の導入を進め、市民利用施設の命名権者を募集することを発表しました。この取り組みは、地域の企業や団体にとって、PRの場を提供するとともに、市の新たな収入源の確保を目指しています。
募集対象施設
今回募集される施設は、市民利用が見込まれるスポーツ施設、文化施設、公園などです。ただし、庁舎や学校、保育所などの公用施設は除外されます。具体的には、新田東総合運動場(通称:元気フィールド仙台)や泉総合運動場が対象となり、これらの施設は利用者数が多く、広告宣伝の効果も高いとされています。
命名権料と契約条件
命名権料は、施設により異なります。一般の市民利用施設の場合、年間の最低価格は100万円以上となっており、新田東総合運動場および泉総合運動場については、250万円以上が設定されています。また、契約期間は3年以上と定められています。
応募方法と期間
この募集は10月2日(水)から11月15日(金)までの期間で行われます。応募を希望する企業や団体は、所定の申込書と必要書類を準備し、持参、郵送、またはEメールで仙台市の財政企画課に提出する必要があります。
郵送の場合は、以下の住所に送付してください:
〒980-8671 青葉区国分町3丁目7-1
Eメールは、
[email protected]です。
今後のスケジュール
募集が終了した後は、令和6年12月上旬に優先交渉者や名称案が決定されます。市民からの意見を募ることも予定され、令和7年1月下旬には契約が締結される見込みです。そして、4月には新たな施設名称が運用を開始する予定です。
この対策により、仙台市は新たな資金源を得るだけでなく、地域企業にとっても良いPRのチャンスとして注目されています。詳しい情報や募集要項については、仙台市の公式ホームページをご覧ください。