洋服を大切にする「スローワードローブ」が、サステナブルなファッションの未来を拓く!
株式会社白洋舍は、株式会社ハースト婦人画報社と株式会社ティンパンアレイと手を組み、洋服を大切にする持続可能なファッションライフスタイルを提案する「スローワードローブプロジェクト」を本格始動させました。
このプロジェクトでは、ファッションEコマースの『ELLE SHOP』、クリーニングの『白洋舍』、ブランド古着買取の『RAGTAG』が連携し、洋服のライフサイクル全体を見据えた取り組みを展開します。
お気に入りの洋服を長く愛用する喜びを、3社がサポート
『ELLE SHOP』でお気に入りの洋服を購入し、『白洋舍』で丁寧にクリーニングすることで、長く愛用することができます。そして、着なくなった洋服は『RAGTAG』で買い取ってもらい、新たな持ち主のもとで再び活躍するという循環を生み出します。
世界で進むサステナブルファッションへの意識改革
フランスでは、2022年1月から売れ残った衣料品の廃棄が禁止され、寄付やリサイクルが義務付けられるなど、大量生産・大量消費型ファッション産業からの脱却が進んでいます。
日本でも、環境や人種に配慮したサステナブルなアイテムへの関心が高まっており、『ELLE SHOP』のアンケートでは、71%のユーザーが価格が少し上がってもサステナブルなアイテムを選びたいと回答しました。
「スローワードローブ」が実現する3つのメリット
「スローワードローブ」は、単に洋服を長く着るだけでなく、消費者の意識改革、環境保護、経済的価値の創出という3つの重要なメリットをもたらします。
1.
消費者の意識改革: 洋服を大切にする文化を育み、持続可能な消費行動を促進します。
2.
環境保護: 洋服の廃棄量を減らし、資源の無駄遣いを防ぎます。
3.
経済的価値の創出: 中古市場での再販により、洋服の価値を最大限に活用します。
3社の連携で、洋服のライフサイクルを長く、そして循環的に
白洋舍は、『ELLE SHOP』と連携し、ELLE SHOP専用ページからの白洋舍らくらく宅配便利用者へ、金額に応じてELLE SHOPポイントをプレゼントするキャンペーンを実施しています。また、『RAGTAG』と連携し、白洋舍店舗や白洋舍らくらく宅配便一部エリア限定で古着買取サービスを開始しました。
今後は、3社のアプリ連携によるシームレスな相互送客も視野に入れ、お客さまの利便性を高めながら、洋服のライフサイクル長期化を実現できるよう、様々な取り組みを進めていく予定です。
3社が目指す、持続可能なファッションの未来
『ELLE SHOP』は、サステナビリティ情報を積極的に発信し、2022年以降は廃棄ゼロを達成しています。一部商品では、一定数の生産リクエストが得られた場合にのみ生産を行う「TSUKUTTE」を導入し、余剰在庫の削減にも取り組んでいます。
『RAGTAG』は、高品質商品を中心に買い付けを行い、リメイクを施して販売するアップサイクルにも積極的に取り組んでいます。年間80万着の衣料品を再流通させることで、環境負荷の軽減に貢献しています。
3社はそれぞれの強みを活かし、連携することで、洋服の廃棄を減らし、長く愛用できる文化を創造し、持続可能なファッションを実現することを目指しています。
「スローワードローブ」プロジェクトへの期待と今後の展望
「スローワードローブ」プロジェクトは、ファッション業界におけるサステナビリティへの取り組みを加速させる重要な一歩となるでしょう。
このプロジェクトが成功すれば、消費者の意識改革、環境保護、経済的価値の創出という3つの効果が期待できます。
消費者が洋服を大切にする意識を持つようになれば、大量消費型から脱却し、より持続可能なファッションライフスタイルを築き上げることができるでしょう。
また、洋服の廃棄量を減らすことで、貴重な資源の無駄遣いを防ぎ、地球環境保護に貢献できます。
さらに、中古市場での再販を通して、洋服に新たな価値を与え、経済活性化にも繋がる可能性があります。
今後の課題と展望
もちろん、課題も存在します。
例えば、消費者に「スローワードローブ」の概念を理解してもらうための啓蒙活動や、より多くの企業や団体との連携が必要となります。
しかし、3社の強みを活かした取り組みは、すでに大きな成果を生み出しており、今後の展開が非常に楽しみです。
特に、3社のアプリ連携によるシームレスな相互送客の実現は、消費者の利便性を大幅に向上させ、プロジェクトの成功に大きく貢献するでしょう。
「スローワードローブ」プロジェクトは、持続可能なファッションの未来を創造する、革新的な取り組みです。このプロジェクトが成功し、世界中の人々が洋服を大切にする文化を共有する日が来ることを期待しています。