名古屋市東山動植物園、電子チケット導入へ
名古屋市に位置する東山動植物園が、2024年8月1日より電子チケットサービスを開始することを発表しました。この取り組みは、国内第2位の来園者数を誇る同園のさらなる利便性向上を目指したものです。
背景
これまで、東山動植物園では、電子チケット導入に向けた実証実験を2023年10月1日から12月28日の間に行ってきました。その結果、入園券購入者のうち最大32%が電子チケットを利用し、入場待機時間を60%軽減することができました。この成果により、来園者の満足度も向上し、窓口での業務効率化を実現したことが評価され、今回の本格導入につながりました。
電子チケットの詳細
新たに導入される電子チケットは、以下のような券種が用意されています:
- - 動植物園観覧券:大人(高校生以上)500円
- - スカイタワー観覧券:大人(高校生以上)300円
- - 動植物園・タワー共通券:大人(高校生以上)640円
電子チケットは、公式ウェブサイトから事前に購入することができるため、当日券売所での長時間の待機が不要になります。特に多客日には、待たずにすぐに園内に入れる利便性が期待されます。これにより、訪れる人々がよりスムーズに動植物たちを楽しむことができるでしょう。
名古屋市緑政土木局の白木様は、「これからはオンラインで事前購入いただき、1秒でも早く動植物たちを楽しんでいただければ幸いです」とコメントされています。今後も、来園者の満足度向上に寄与する取り組みを進めていくとのことです。
他の公共施設における実績
アソビュー株式会社は、すでに全国の30都府県で87の施設に電子チケットサービスを提供しています。導入済みの施設には、有名な城や公園、動物園、水族館、博物館などが含まれ、利用者の利便性を向上させる取り組みが進められています。
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城・公園・庭園:首里城公園、名古屋城、新宿御苑など
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動物園・水族館:恩賜上野動物園、東山動植物園、沖縄県美ら海水族館など
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博物館:東京国立博物館、広島平和記念館など
アソビュー株式会社について
アソビュー株式会社は「生きるに、遊びを」をミッションとして掲げており、遊びを通じて人生を豊かにすることを目指しています。2011年に設立され、遊びやレジャーアクティビティの予約サービスを提供し、休日をより便利にするためのさまざまなソリューションを展開しています。今後も、公共施設の業務効率を向上させるとともに、利用者の体験を豊かにする取り組みを進めていくとしています。
電子チケットの導入によって、東山動植物園の来園者がより快適に楽しめるようになることが期待されています。次回の訪問時には、ぜひ事前に電子チケットを利用し、スムーズに園内を散策してみてはいかがでしょうか。