新ブランド『yomosugara』
2025-04-09 13:27:54

新ブランド『yomosugara』が提案する和の照明の未来への挑戦

新ブランド『yomosugara』が照明の新たな可能性を展開



2025年4月7日、和歌山県の屋外照明メーカー、株式会社タカショーデジテックと英国のデザインスタジオTangentが共同で立ち上げた屋外照明ブランド『yomosugara(よもすがら)』が、イタリアのミラノデザインウィーク2025に展示されることとなりました。このブランド名は、かつての言葉に由来し、夜を通じて思いを馳せる豊かな時間を象徴しています。日本の伝統的な風景と自然を意識したデザインのもと、現代的な照明が展示され、和の照明を再定義する新たな試みが始まります。

ミラノでの魅力的な展示内容



展示される製品は「Shobu」、「Suiren」、「Kodama」といったシリーズに分かれ、合計7つの製品が用意されています。会場のレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館のカヴァッレリッツェエリアでは、白い砂利に黒い楕円形のプレートを配置し、自然なリズムを感じることができる展示デザインが施されています。このように、和の精神性や有機的なフォルムを強調する空間が演出されています。

物理的な空間が、日本の伝統的な庭園を意識した余白のあるレイアウトを採用し、シンプルながらもモダンなデザインの展示が訪れる人に新たな空間での利用を想像させます。

代表者コメント



株式会社タカショーデジテックの社長、古澤良祐氏は、「念願のミラノデザインウィークへの出展が実現し、非常に感激しています。私たちの提唱する『和の照明の再定義』は、世界中のクリエイターに評価され、多面的な対話が生まれることを期待しています」と述べています。また、Tangent代表の吉本英樹氏も「タカショーデジテックと共に開発した新しいブランドが、国際的なマーケットで成長する一歩となれば嬉しい」と語っており、両者の強い期待感からブランドの展望が明らかになります。

和の形と感覚を備えた照明デザイン



それぞれの製品には日本の自然をモチーフとした特徴があります。「Shobu」は凛とした姿の菖蒲を模し、間接光を優しく放ちます。「Suiren」は静寂な水面を想起させ、その存在感を際立たせます。「Kodama」は樹木の精霊をテーマにしており、有機的なフォルムと共に安らぎの空間を創出します。

このように、ブランド『yomosugara』は日本的な美しさを保ちながらも、海外の市場に向けて大胆なデザインとして展開されます。国内外の設計者やデザイナーにアピールし、日本の文化に関心の高い人々にもアプローチしていく予定です。

伝統と革新を結ぶ新しい灯り



タカショーデジテックとTangentが協力を通じて生まれた『yomosugara』は、屋外照明の品質とデザインの新たなスタンダードを提示するものです。これまでの伝統的な照明の概念にとらわれない、現代的でありながら和のテイストを感じさせる照明が、どのように国内外で受け入れられるか、今後の動向に注目です。実際の市場投入は2025年を目指す見込みです。『yomosugara』の灯りが、日本の美を現代に伝えつつ新しい夜の空間を演出することを期待します。


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会社情報

会社名
株式会社タカショーデジテック
住所
和歌山県海南市南赤坂20-1
電話番号
073-484-3618

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