UbieとNTTドコモ、業種を超えた協力で新たな肥満症ケアモデルを提案
Ubie株式会社と株式会社NTTドコモは、日本の肥満症患者のための新しいデジタルヘルスケアモデルを共同で実証するプロジェクトをスタートしました。このプロジェクトは、デジタルヘルスの分野と通信業界が協力して、社会課題である肥満症に取り組むことを目指しています。医療に関する専門知識が不足している人々のために、適切な医療サービスへのアクセスを促進するための取り組みです。
背景
肥満症は、健康に悪影響を与える疾患であり、専門的な治療を必要とします。しかし、その治療を受けるためには多くの障害が存在します。偏見から他者に相談しにくい状況や、専門クリニックの配置による地域差、正確でない情報を基にした自由診療への関心の高まりなど、多くの問題が複合的に絡み合っているのです。これらの問題を解決するためには、デジタルプラットフォームを通じた知識の提供や、地域社会の接点を活用したアプローチが効果的とされています。
プロジェクト概要
このプロジェクトでは、各社の強みを活かし、肥満症と診断される前の患者を、いかに医療相談へと導くかを探ります。具体的には、UbieのAIを活用した対話を通じて、患者に必要な気づきを与え、NTTドコモのデジタル接点を利用して認知を向上させる方法を模索します。
Ubieは、AIパートナー「ユビー」を使用し、患者との共感的な対話を行い、適切な医療情報を提供します。このアプローチにより、患者が肥満症の可能性を自覚し、医療機関への受診を促される流れを作ります。
一方、NTTドコモは日常生活に取り入れやすいデジタル健康サービス「dヘルスケア」を通じて、肥満症の認知を高める役割を果たします。
さらに、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと協力し、福岡県内の店舗で啓発ポスターの掲示や健康情報の発信も行う予定です。
新しいケアモデルの可能性
本プロジェクトは、個々の患者が自分のペースで適切な医療にアクセスできる体験を提供し、医療AIとデジタル接点が最初の気づきを届ける新しいケアモデルの確立を目指します。すでに福岡県内での実証実験では、対象者の約80%が医療相談を検討したというデータが得られ、AIによる情報提供が患者の意欲を高めることが証明されています。
今後の展望
プロジェクトはまず福岡県を起点にし、成功したモデルを全国に広げることを視野に入れています。肥満症ケアのアクセス向上を目的とし、デジタルヘルスと通信の連携を通じて新たな解決策を創出することが期待されています。各患者が「気づき、つながり、治療を続けられる」社会の実現を目指して、関与する全ての企業が一丸となって取り組んでいく方針です。
Ubie株式会社について
Ubieは、医療の願いをテクノロジーによって実現するという理念のもと、2017年に設立されたヘルステックスタートアップです。AIを駆使し、生活者を適切な医療へと導くサービス「ユビー」を提供し、医療機関向けの診療サポートも行っています。すべての人が自分に合った医療にアクセスできる社会を目指しています。
所在地: 東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
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