映画『生きているんだ友達なんだ』制作支援プロジェクトのご紹介
映画制作に投資する新たな潮流が広がる中、伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2022を受賞した作品『生きているんだ友達なんだ』の制作応援プロジェクトが、2024年8月から12月20日まで実施されます。このクラウドファンディングは、映画を愛するすべての人々に参加を呼びかけます。具体的には、クラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」で投資を募り、映画を完成させるための財源を集めます。
プロジェクトの背景と目的
伊参スタジオ映画祭は、山中に位置する小規模ながらも注目度の高い映画祭です。2022年にシナリオ大賞を受賞した『生きているんだ友達なんだ』は、監督の上野詩織氏が脚本・監督を担当し、群馬県中之条町を舞台にした作品。この映画は、友達との絆や人間関係の深さを掘り下げ、観る人に感動を与えるストーリーとなっています。初上映は、2024年11月17日の伊参スタジオ映画祭で行われる予定です。
あらすじの魅力
映画の主人公は優実。彼女には石井という無責任で変わり者の友達がいます。互いに不思議な縁で結ばれている二人ですが、石井が「私たちは人生に問いかけられている」とのメモを残し、突然姿を消します。この出来事が優実の日常にどのような影響を与えるのか、感動的な物語が展開します。
魅力的なキャストと音楽
主演には、映画「渇水」や「由宇子の天秤」で知られる永瀬未留さんが、手腕を振るいます。そのほかにも、アサヌマ理紗さんやジン・デヨンさんなど、国際色豊かな俳優陣が参加。主題歌には、群馬出身のmabanuaさんの「Blurred」が起用され、作品全体に美しい音色を添えます。
監督の個人的な思い
本作を手がける上野監督は、自身の友人関係の経験をもとに物語を構築することにしました。「Iさん」と呼ぶその友人との思い出が、彼女にとって大切な部分となっており、コロナ禍の状況を背景に、日常の人間関係の重要性を再認識したことが制作のきっかけになったと語ります。この観点からも、観客に共感を呼びかける作品になっていることでしょう。
参加する方法とリターン
クラウドファンディングでは、さまざまなリターンがあります。5,000円コースでは監督からの感謝のメッセージやエンドロールでの名前掲載が、10,000円コースではオリジナルグッズと映画鑑賞権も手に入ります。そして、25,000円コースではメイキング映像やポストカードなどの特典も!詳細はプロジェクトページをご確認ください。
今後の展望
本作の公開が終わると、次なるステップとして、群馬県内で行われる「高崎映画祭」での上映が予定されています。海外の映画祭にも積極的に参加してビジョンを広げていく意向も持っているため、今後の動向が非常に楽しみです!
プロジェクト名: 伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2022受賞作品映画『生きているんだ友達なんだ』制作応援プロジェクト
期間: 2024年8月28日(水)~12月20日(金)
詳細はウェブサイトにて:
プロジェクトページ