観光促進の覚書
2019-05-10 13:30:08

シンガポール航空とモルディブ政府が観光振興の協定を締結

シンガポール航空とモルディブ政府の新たなパートナーシップ



2019年、シンガポール航空とモルディブ政府観光局は観光促進に向けた重要な覚書を締結しました。このパートナーシップにより、両者は約18万米ドルずつ現金を投入し、合計で36万米ドルを観光関連の活動に充てます。具体的には、共同マーケティングキャンペーンや旅行業界のメディア関係者を招いての視察旅行が計画されています。

増加する訪問者数



モルディブを訪れる旅行者は、2018年には前年より6.8%増の148万人に達しました。この成果の背景には、シンガポール航空を通じて日本、オーストラリア、中国、シンガポール、韓国、米国からの訪問者が30%以上を占めていることがあります。シンガポール航空は、1984年にモルディブへの運航を開始し、現在は週16便を運航。この活発な路線網が、モルディブへのアクセスを大いに楽にしています。

競争力を高める施策



シンガポール航空のキャンベル・ウィルソンシニアバイスプレジデントは、「モルディブへの旅行促進を共に行えることを嬉しく思う」とし、提携がモルディブの観光産業の持続的な成長につながると信じています。また、同社の広範なネットワークは旅行者の誘致に貢献するだろうと強調しました。

一方、モルディブ政府観光局のトイブ・モハメド氏も、シンガポール航空との協力が大きな一歩であると述べ、共同で行うマーケティングキャンペーンが旅行地としてのモルディブの魅力を一層引き立てることを期待しています。

シンガポール航空の展望



シンガポール航空は、122機の最新鋭の旅客機と7機の貨物機を保有し、東京、名古屋、大阪など、日本国内の主要都市とも直接結ばれています。また、同社は「スターアライアンス」の一員として、世界36カ国・地域の103都市への接続を実現しています。「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」といった三つの柱をもとに、サービス向上やネットワークの拡充に努めています。

この提携によって、シンガポール航空は更なる成長を目指し、モルディブを訪れる旅行客の促進に向けた新たな試みが進められます。旅行業界関係者やメディアとの連携を深めることで、期待以上の相乗効果を得ることができるのか、今後の動きに注目です。

会社情報

会社名
シンガポール航空
住所
Airline House 25 Airline Road Singapore
電話番号

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