NE株式会社、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)事業を始動
NE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:比護則良)は、コマース市場の競争力を強化するため、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)事業に本格的に取り組むことを発表しました。この新しい事業は、外部の革新技術やビジネスモデルとの共創によって、顧客に新たな価値を提供することを目的としています。
CVC事業開始の背景
近年、EC市場は技術の進化や消費者ニーズの多様化により急速に変化しています。これまでNEは、6,500社以上の事業者に利用される基盤SaaSとして成長し、年間1兆円を超えるEC流通を支えてきました。しかし、今後の成長を確保するためには、自社だけでは解決できない課題も多く、外部との協働が不可欠であると認識しました。そこで、NEは「コマースに熱狂を。」というパーパスを実現するためにCVC事業への取り組みを強化することを決定しました。
CVC投資の基本方針と詳細
NEのCVCは、共創を通じて事業の進化と価値創出を目指す企業に対して戦略的な投資を行います。具体的な投資の形態は自己資本による直接投資で、将来的にはファンドの組成も視野に入れています。
ここでは、CVCのニーズに応じた投資の目的、対象、領域について詳しく紹介します。
投資目的
- - NEを起点とした共創エコシステムの拡張
- - 新たな価値創出に向けたパートナーとの協働
- - 既存事業や新規事業の加速およびバリューチェーンの強化
投資対象
- - NEと共創できるユーザー企業
- - 技術企業や周辺サービスを提供する企業
- - 取引先や事業パートナー
- - エコシステムを共に構築する意思を持つ企業・チーム
投資領域
- - 「熱狂」を生む事業領域
- - データやプロダクト、オペレーションとの相互作用による価値創出
- - 国内外のさまざまなモノやサービスに関わる領域
さらに、年間においては約5件の投資を目安に、特にNEの技術「ネクストエンジン」を利用する企業への成長支援を行い、事業の拡大と新しい価値創出を目指します。
今後の展望
NEはCVCを通じて、コマース領域における新たな価値や可能性を積極的に追求していきます。中長期的には、未来の事業機会を模索しながら、共創エコシステムを広げ、「コマースに熱狂を。」を実現するための土台を築きます。
NE株式会社の基本情報
- - 企業名:NE株式会社
- - 代表者:比護則良
- - 所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目2-3 EPIC TOWER SHIN YOKOHAMA 16階
- - 設立:2022年5月2日
- - 事業内容:EC支援・SaaS事業、地方創生・自治体支援事業、コンサルティング事業
- - 公式サイト:NE株式会社
CVCに関する詳細なお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
※本記事はNE株式会社の正式な発表に基づいて作成されています。