2025年6月1日、日鉄興和不動産株式会社が東京の目黒区大岡山に新たな宿泊施設『BOOK HOTEL 物々語』をオープンします。この施設は、サステナブルをテーマにした無料宿泊体験を提供し、訪れる人々に「頑張らないサステナブル」を実践する機会を提供します。
施設の背景と目的
日鉄興和不動産は、環境に配慮した住まいを提供することを目的としており、その一環として『BOOK HOTEL 物々語』を設立しました。近年、サステナビリティに関心を持つ人は増えているものの、実際に行動に移せている人は約4割にとどまっているという調査結果もあります。このことから、多くの人が気軽にサステナブルな生活を始められるような場を作ろうという意図があります。
『BOOK HOTEL 物々語』は、中古品に囲まれた空間で、宿泊客が「大切だったけれど手放す時が来たもの」に関する物語をノートに記すことが宿泊料金となります。また、記事の体験者が自らのストーリーを形にできるZINEキットも用意されています。これにより、参加者は自身の経験を誰かに伝えたくなるような気持ちを得ることができます。
また、本施設は2025年8月に開催予定のアートカンファレンス『Tokyo Art Garden』にも参加し、物語をテーマにしたインスタレーション展示や演劇パフォーマンスを予定しています。参加者にとっては、新たな発見や交流の場となるでしょう。
アクセスと予約情報
『BOOK HOTEL 物々語』の所在地は東京都目黒区大岡山で、東急目黒線の「大岡山」駅から徒歩10分、または東急東横線の「都立大学」駅から徒歩12分と便利な立地にあります。宿泊予約は2025年5月9日から開始され、オープンは2025年6月1日を予定しています。この機会に、新たな宿泊スタイルを訪れてみてはいかがでしょうか。