青森発、新ブランド「Golden Seed®」が登場
青森県弘前市を拠点に活動するappcycle株式会社が、青森県産のりんごの搾りかすを用いた新たなバイオベースレザー、「RINGO-TEX®」を使用したプロダクト、「Golden Seed®」の予約販売を開始しました。サステイナブルな未来へ貢献するために生まれたこのブランドは、その名の通り、“黄金の種”をテーマにしています。
Golden Seed®の特徴
「Golden Seed®」ブランドは、次の3つの柱を掲げています。まず、
Seed(循環する種をまく)。これは、一度使われた素材を回収し、新たな価値を持たせて社会に再投入することを目指します。
次に、
Gold(黄金の価値と向き合う)。捨てられてしまうはずの未利用資源を活かし、独自の技術とデザインで、それにふさわしい価値を与えることを目指します。
最後に、
Aomori(青森のポテンシャル)。青森が持つ資源や文化を活用し、この地域ならではのクリエイティビティを世界に発信していくことを目的とします。
RINGO-TEX®の魅力
「Golden Seed®」のプロダクトに使用される「RINGO-TEX®」は、青森県で生産されたりんごの残渣を活かした環境に優しい合成皮革です。この素材の72〜74%は廃棄物からアップサイクルされたもので、従来の合成皮革と比べてCO2排出量を大幅に削減しています。この新たな素材は、高い耐久性を誇り、りんごの風合いを感じさせる独特の特徴を持っています。
予約販売の詳細
「Golden Seed®」の予約販売は、2026年4月末までの期間限定、たったの200個の先行予約となります。販売は自社ECサイトで行われており、各色(ブラック、ワインレッド、サンドベージュ)は、いずれも魅力的な仕上がりです。
予約販売は本日からスタートし、商品化に向けた取り組みに期待が寄せられています。appcycleの代表である藤巻圭氏は、「このプロダクトを通じて、青森県の歴史や文化、そして地域資源が持つポテンシャルを最大限に引き出したい」と話しています。
青森県とりんご産業の今
青森県は、全国のりんご生産量の約60%を占める「りんご王国」として知られており、その伝統と文化は深く根付いています。しかし、近年は農家の高齢化や労働力不足が進む中で、りんごの残渣処理に関する環境負担が大きな課題となっています。
藤巻氏は、自身の故郷である青森県のりんご産業の課題を解決するため、2022年にappcycleを設立しました。大学との連携を通じて、廃棄りんごを新たな価値に転換する「RINGO-TEX®」を開発し、地域経済の活性化にも貢献しています。
まとめ
appcycleが提案する「Golden Seed®」は、単なる商品開発にとどまらず、青森の資源を活用しつつ持続可能な社会実現への挑戦でもあります。今後の展開が楽しみです。予約はすでに始まっていますので、興味のある方はぜひこちらのサイトでチェックしてみてください。
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