最終回目前!『光が死んだ夏』特集
新しい時代のテレビであるABEMAは、2025年9月19日(金)の夜9時から10時まで、最新のアニメ情報を提供する『SHIBUYA ANIME BASE』(#シブアニ)#60を放送した。この番組では、人気アニメ『光が死んだ夏』が特集され、光役を演じる声優・梅田修一朗が登場した。彼は最終回を前にして、作品や自身の思いを語った。
『光が死んだ夏』は、モクモクれんの青春ホラー漫画が原作で、高校生のよしきと、彼の幼なじみである光が謎の存在「ナニカ」との関係を描いている。ストーリーは、二人の関係性の変化や恐怖が織りなす緊迫した展開を通じて引き込まれるものだ。現時点でのシリーズ累計発行部数は350万部を超えており、2025年7月からのテレビアニメ放送も注目を集めている。
梅田は光役に対して「よしきと光との関係が魅力的で、光が存在しなくなってから新しい生活が始まるところが面白い」と語る。彼はまた、登場人物たちの感情の揺れや緊張感を感じ取ることが作品のポイントだとも述べている。特に印象に残っているシーンとして、第4話でよしきが生前の光を思い出す場面を挙げ、「このシーンでは二人の微妙な関係を表現することに注力しました」と振り返った。
梅田は自身が演じる光が、単なる人間ではなく、感情や本能に基づいて行動するキャラクターであることを強調。画面を通じて、光がよしきに抱く独自の感情を深く考えるテーマが重要であると話す。「光は動物的な直感で物事を見る存在ですが、よしきのことを特別に意識しようと努める。その葛藤が魅力の一つですね」と彼は説明する。
また、収録で苦労したエピソードも語られた。梅田は千葉県出身でありながら、三重弁を使って演じる難しさを感じたという。「三重弁は地域によって表現が異なるので、監修の方の助けを受けながら、どうにか収録しました」と振り返る。
第7話における衝撃的なシーン、よしきが光を包丁で刺す場面では、光が痛みを感じない特性を持っているため、更なる演技力が求められた。「これは非常に難しいシーンで、体で表現する感情をどう表すかという恐怖や不安が頭を悩ませました」と梅田。しかし、彼はこれを成し遂げるために多くのテイクを試行したことを思い出し、周囲のサポートもあって乗り越えたという。
『光が死んだ夏』は、ABEMAアニメチャンネルで毎週土曜の深夜に独占放送が行われており、視聴者は1週間無料で最新話を楽しむことができる。最終回は2025年9月27日(土)に放送予定であり、ファンの期待が高まる。
さらに、シブアニでは、『おジャ魔女どれみ』の25周年記念である「おジャ魔女カーニバル!!〜ゆる旅篇〜」のショートムービーも公開され、声優・徳井青空や梅田はその感動を語った。『おジャ魔女どれみ』シリーズはABEMAで無料配信されている。
次回の『SHIBUYA ANIME BASE』#61では、アニソンユニットのangelaや新作秋アニメの特集が組まれている。視聴者は新たな魅力を楽しみにしていることだろう。放送日は9月26日(金)夜9時からだ。