伊勢崎市の農業体験会がスタート!
群馬県伊勢崎市で、地域の農業と食について学ぶ貴重な体験が始まります。生活協同組合パルシステム群馬が主催するこの農業体験会は、5月31日(土)に行われる第1回目を皮切りに、全4回にわたって実施されます。参加するのは、パルシステム群馬の利用者家族約60人。今回は「みんなの畑」で行われ、赤ねぎとさつまいもの苗を植えることから始まります。
農業体験の内容と目的
体験会では、参加者たちが実際に農作業を行います。まずは赤ねぎをメインに「ねぎねぎコース」と題されたプログラムで、赤ねぎの植え付け、さつまいも苗の植栽、草取り、大根の収穫を行います。そして6月には草取りとじゃがいも掘り、11月には赤ねぎの収穫や焼きねぎ、焼き芋の試食が予定されています。これを通じて、参加者は食材が育つ過程や、農作業の手間の大切さを体験します。
このイベントは、単なる食育の一環ではなく、参加者が生産者と直接交流する場でもあります。自らが育てた野菜の収穫を通じて、愛着を持ち、農業の大変さを実感しながら、食べ物への感謝の気持ちを育むことが目的です。
みんなの畑での活動
「みんなの畑」は、群馬産直協議会「めぐるんま」の取り組みの一環として、利根川生産者グループが管理しています。参加者はこの畑を継続的に訪れ、野菜の成長を見守ることができます。これによって、農業の魅力や地域の食材への理解が深まります。
産地直送の魅力とは
群馬産直協議会「めぐるんま」は、パルシステム群馬を中心に、地域の農産物の魅力を発信するべく、利用者と生産者の距離を縮める活動を行っています。参加者は地元の生産者から直接学ぶことで、新鮮な野菜の美味しさや地産地消の重要性について実感することができます。
将来の展望
パルシステム群馬は、この体験会を通じて、子どもたちに豊かな心を育むための農業体験を継続的に提供していきます。「ねぎねぎコース」だけでなく、枝豆をメインに育てる「まめまめコース」なども予定されています。いずれも、地域の農業を支える活動として、今後の開催を楽しみにしたいものです。
伊勢崎市でのこの取り組みが、地域の農業に対する理解を深め、次世代へとつながることを願っています。皆さんも、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。