楽天証券、米国株式貸株による新たな収益機会を提供
楽天証券株式会社は、2024年12月下旬から新たに「米国貸株サービス」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、保有する米国株式を貸し出すことで、その対価として金利を得られる画期的な仕組みです。これにより、投資家は米国株式を持っている期間中に資産を有効に活用し、新たな収益を得ることが可能になります。
米国貸株サービスの特長
このサービスでは、楽天証券で保有する米国株式を1株単位で貸し出し、その期間や銘柄に応じて金利を受け取ることができます。全ての取扱銘柄が対象となり、配当金を受け取る権利も保持しながら、売却益や配当金を期待できるため、非常に利便性が高いと言えます。
利用可能なコース
「米国貸株サービス」には大きく分けて2つのコースが用意されています。1つ目は「配当優先コース」で、配当金の権利確定日までに株式が自動的に返却され、配当金を受け取ることができます。2つ目は「金利優先コース」で、権利確定日にも株式を貸出し続け、金利と配当金相当額を同時に得ることができるなのです。この金利優先コースは、期間に応じて金利が上昇する仕組みを持ち、長期間にわたって米国株を運用したい方に特におすすめです。
通貨選択機能
さらに、顧客にとって嬉しいのは、貸株金利の受取時に、円貨か外貨(米ドル)を選択できることです。これは業界初の試みで、多様性が求められる投資環境に応じた柔軟な対応が評価されています。米国株式を利用した投資家にとって、リスク管理とリターン獲得の両面で非常にメリットがあります。
楽天証券の成り立ちと今後の展望
楽天証券は、2014年11月から国内株式向けの貸株サービスを展開しており、その利便性は多くの顧客に支持されています。最近では米国株式投資に対する関心も高まっており、この新サービスもその流れを受けたものです。楽天証券は「資産づくりの伴走者」として、これからも多様なニーズに応えるサービスを提供し続け、顧客基盤の拡大を図る考えを示しています。
「米国貸株サービス」は、個人投資家に新たな収益モデルを提供し、さらに多くの方が米国株式を長期的な資産形成に活用するための環境を整えていくこととなります。この機会にぜひ、楽天証券を通じた米国株式投資を検討してみてはいかがでしょうか。詳細は楽天証券のホームページも併せてご覧ください。これは、投資家にとって新しい収益源となるであろうサービスのスタートと言えるでしょう。