戸田工業が全社的リスクマネジメントツール「ERMT」を導入し、業務効率を大幅改善

戸田工業、全社的リスクマネジメント支援ツール「ERMT」を導入



株式会社GRCSが開発したクラウドアプリケーション「Enterprise Risk MT」(通称ERMT)が、戸田工業株式会社に導入されました。2023年、創業200年を迎えた戸田工業は、VUCAの時代におけるリスクマネジメントの重要性を認識し、全社的なリスク管理体制を強化するための取り組みを行っています。

導入の背景



戸田工業は事業の拡大を目指しながらも、経営に影響を与えるリスクに適切に対処する必要があると考え、リスク管理を重要業務として位置づけてきました。これまでの管理方法では、各部署が個別にリスク管理を行っており、全社的な統一感が欠けていました。これに加え、報告のリアルタイム性やリスク情報の整理にかかる工数の増大という2つの課題に直面していました。

ERMT導入の経緯



この課題解決のため、戸田工業はExcelからの脱却を目指し、ISO31000に準拠した信頼性の高いマネジメントシステムを探しました。その結果、ERMTが候補に挙がり、8つの必須条件を満たしていることが評価されました。特に、リスクの見える化や直感的な操作性が高いこと、またGRCSの充実したサポートが強く導入を後押ししました。

導入効果



現在、ERMTは戸田工業の全社に展開されており、国内外の拠点でも使用されています。リスク対策活動の進捗はリアルタイムで各担当者から報告され、それにより各種インシデントも即時にERMTに登録されていきます。この仕組みによって、リスク情報をいつでも把握できる状態が整いました。

さらに、ERMTを導入することで情報収集の「作業」を超え、集められた情報を「分析」することに時間を充てられるようになりました。また、レポート機能を活用することで、全社的なリスクの横断的な視点を持つことが可能となり、分析の深度も大きく向上しています。

今後の展望



ERMT導入後は、リスク文化の醸成が進んでいると戸田工業の担当者から評価されています。リスク管理が企業価値向上に寄与するとの意見も寄せられ、さらなる取り組みが期待されています。GRCSは引き続き、ERMTを通じた一元管理を強化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展にも寄与していく方針です。

会社概要



会社名:株式会社GRCS
代表者:佐々木慈和
所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル5F
設立:2005年3月
資本金:363百万円
上場市場:東京証券取引所グロース(証券コード:9250)
事業内容:GRC・セキュリティ関連ソリューション事業
URLGRCS公式サイト

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会社情報

会社名
株式会社GRCS
住所
東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル5F
電話番号
03-6272-9191

関連リンク

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